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2013年1月18日 (金)

200V電源の話

先日ネットを見ていたらある記事の中でやりもしないで200Vがどうたら、こうたらと断言をしている人がいた。

以前マンションにお住まいの時やって良くなかった、とか書いてありましたがエアコンの200V専用回線でしょ、そんな低レベルのモノでやって効果がなかったからX(バツ)では余りにも短絡的な意見ではないでしょうか。

LINNのシステムを100Vと200Vの比較もせずに断言するのも「木を見て森を見ず」の例え通り誤解を招くだけです(今のLINNは電圧自動変換なので2種類の分電盤がないと確認は出来ませんね。以前のLP12は切り替えスイッチが付いていた)。

実際やって結果が出ている人がいる訳ですけれど...。

そう思っているのだから当然200V化はしないのでしょうね。確認のしようがないからね、それは残念ですね、とだけ言っておきます。

勿論200V電源が終着点ではありません。

200Vにするだけでしたら電気工事士の資格があれば誰でも出来る簡単なことです。

資格を取ってやる人がいるのは結構なことですがそれは飽く迄も工事が出来ると言う位置(スタート地点)に立っただけで経験・ノウハウがゼロに近い状態では出来上がりが同じと言うこととは全然違います。単に作ればお終い、ってな訳はありません。

何でもそうですがレベルの差はあっても違いは必ず生じます、でもそれが目指したレベルかどうかはこれ又別問題なのです(その上がズ~っとある訳です)。

たまたま線材のことが書かれていましたが以前から言っているように硬いケーブルを使えば硬い音がする。

では柔らかいケーブルはふにゃふにゃした柔らかい音か、と言うとそうではなくしなやかな柔らかさなのです。この辺が理解出来ていない人が余りにも多い。

VCTは屋内配線用です。外に使う場合はそれなりの対策を講じないと耐久性(耐候性に劣るので)に問題が生じます。

と言うことで200Vの電源を使用している人の中で賛否両輪があって当然なのです。

つまり料理と一緒で環境・設備・食材は勿論、調味料が一緒でも腕前が違えば自ずと出来上がった料理の味は違います。

分電盤工事も同じことでその他のシステムと一緒かそれ以上に効果の顕れる製品であり作品なのです。

しかも重要度と言う点では最上流にあるので一番効果が高い。高価な壁コンや電ケーなど比較にならない。

腕によりをかけたモノと素人或いは素人に毛の生えたレベルの製品が一緒である訳はありません。

我が家ではまるで別物です、と言ったところで理解出来ない人に言っても意味ないけれど...(何度か変遷を経て経験しないと分からないでしょうね)。

こう言う比較もしないで断言した短絡記事(コメント)はこれからやって見ようと思っている方に却って悪しき先入観を植え付けるだけで良くありません。

前述の賛否両論と言う言葉は何ごとも全て同じ条件でやっている訳ではないから起こるのです、これは至極当然のことです。

読者は素人の記事に惑わされないようにして頂くことをくれぐれも願うだけです。

突き詰めて行けば自ずと答えは出て来ます。

又某コミュに助けを求めている方も多いように思いますがコミュは楽しむ程度で利用するならともかく結果を求めたりする場ではないことだけはご理解頂いてお楽しみになられる方が良いかと...。

理由はごく一部の人を除けば殆んどが同じ程度のレベルな訳で適切な指導が出来る人が必ずしも参加している訳ではありませんから...。

言い換えると色々な意見が乱れ飛んでいるだけです。その数多ある玉石混交の意見を自分で良し悪しが判断出来る物差しを持っている人は別ですが...。

最後に

前述の通り皆さんが同一の条件・資質でやっているのではない以上結果は全て違うと言うことを念頭に置いて楽しむべきでしょう(フ~ンこんなモノかと言う程度です...)。

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