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2013年1月14日 (月)

音楽鑑賞の楽しさ

昨年のシステム更新によって改めてその質的アップを実感し、漸く音楽鑑賞が普通に楽しめる段階に入りました。

つまり、アナログ・デジタル関係なく楽しめると言うことです。

両方のシステムをお持ちの方は関係なく楽しめると言う可能性といつまで経っても差があり過ぎて飽く迄別モノとして楽しむと割り切っているケースがあると思います。

かく言う私も昨年中はシステム更新した段階でもそのように思って割切るしかない、と諦めていました。

過日アップしましたように今度のプリがリモコンで略同時比較出来ることに着目、何枚かある同じ内容のアナ・デジソフトの内の1枚ですが比較した結果その考えを改める段階に来たと判断出来ました。

たまたま我が家の場合、アナ・デジとも出力レベルが略同じなので余計に簡単に切替え比較出来たのが幸いでした。

このような比較は時間差がないこと、音量差がないこと、視覚で先入観を持ち得ないこと(=ブラインドテスト)が前提条件です。

私の場合、一人でやっているので厳密なブラインドテストではありませんがたまたまリモコンで何度か繰り返していると2パターンでも今の演奏はどちらかと言うこと自体分からなくなりました。

それでプリの表示部を覗き込んで現状を確認して感心してしまった訳です。

つまり殆んど差がなかったのです。

この程度の微妙な差であればどちらか一方の良質な状態のソフトがあればそれでOKです。

言い換えればオーディオと言う趣味を嗜み始めて早40年以上経ちましたがその昔から所有しているアナログソフトで盤面に問題がなければそれがベスト。

何度も再発を繰り返した揚句重量盤にしたところで原盤がヘタレてしまっているのではどうしようもない。

それに代わるモノはオリジナルと言えなくても先般初めて発売された100%ピュアLPのようなデジタル処理で不都合な部分の修正を施したソフト位しかないでしょう。

一方CDに関しては我が家のaitlabo DAC EMOCIONがリアルタイムDSD化してから↑のような結果が導き出された訳なので何も不都合はありません。

これで今後私の求めるソフトは略CDに特化されるだろうと思った次第です(気になるLPがあれば時々は浮気もあるでよ)。

今デジタル音源に特化されている方々の中にも色々制約があってそうせざるを得ない方々もおられることでしょう。

そう言う方々のお話をお聞きするとつくづく双方を略分け隔てなく楽しめるようになった私は幸せだと思います。

これ自体、自己満足が多分にあるとは言え、とどのつまりその気持ちがなければ死ぬまで音楽が楽しめない、と言うことにもなりかねません。

私の場合、村田さん、根岸さん、厚木さんを初め良き相談相手がおられたのでこの10年は比較的順調に推移しました。

翻れば若い時(東京在住時代)無茶(入り口から出口まで改造に改造を重ね、結果自己の能力の拙さを嫌と言う程経験した)をやったことが無駄にならなかった(高い授業料でしたが)と良い方に解釈しています。

私の場合無茶は一生やるべきモノではない(出来ないけれど)とある時期悟ったことがターニングポイントとなったのだと思います。

オーディオの楽しみ方は千差万別です。

ただ大多数の方が主目的としておられるであろう「音楽を気持ち良く、楽しく鑑賞する」と言うことであれば自ずと結論は導き出せます。

即ち自分の希望する着地点を見据えて特化邁進することが一番肝要だと遅まきながら理解した次第です。

と言うことでこの趣味を始めて約40年以上の年月が経ちましたがやっと音楽鑑賞が普通に楽しめるようになりました(汗)。

二刀流をやってて良かった...。

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オーディオの楽しみ方の結論 (1/10アップ)

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