視聴感想24~aitlaboブログ(2/5)
今朝の記事です。
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視聴された方の感想です。
AK4399型とES9018型を同時に貸し出しました。
AK4399型はPCM=>DSD変換はありませんが、DACチップ以外は殆ど同じです。
【入力】
Fireface UFX(AES/EBU 同軸、S/PDIF 光)およびCuBox (S/PDIF 光)の3つを比較した結果、CuBox は音に力強さが無いため Fireface UFX 同軸を選択。
CuBox は現状付属の電源のまま& おまけ光出力 CS42l51 チップの相乗効果のようです。
また Fireface UFX の AES/EBU 同軸と S/PDIF 光は殆ど同じでした。)
音源は 44.1kHz/16bit をメインに、ハイレゾからインターネットラジオ、FM ラジオまで(DSDなし)
【出力】
バランスを使用(同一ケーブルを繋ぎ替え)
【スピーカー】
SONY SS-AR2
【試聴結果】
とにかく、今まで聴いたことのない音に驚きました。
(レベルはAK4399PCM<ES9018PCM<<ES9018DSD)
特にES9018DSDで、歪みが極めて少なく、瑞々しく、透明感に溢れ、音像は小さく、音場は立体的であることが印象に残りました。
また、ソースそのままストレートに音を出しつつ、Volume を上げても嫌な音が殆どしないのも特徴的です。
Vocal では滑舌がよくなったかのように歌詞がよく聞き取れるので、自然と曲に入り込めます。
CD 音源が相当よくなるのはみなさん仰るとおりですが、程度は録音状態に依るようです。
同様に、インターネットラジオでもソースによってはビックリするくらい良い音で聴けますしFMラジオでも生録とかはスタジオの空気感までわかって、笑ってしまうくらい。
Audio的にとても新鮮な体験でしたが、気持ちよさについつい Volume が上がりすぎる点は、要注意ですね(笑)。
他社DACのレベルは超えた上でのかなり細かい点ですが、気になった点は以下の通りです。
・ES9018
①チップの素性でしょうか、音に微かに加工された作り物感があります。良く出来た CG の様。
これだけキレイなら騙されても良いかと思わせるレベルですが。
②立体感や歪み感とのトレードオフかも知れませんが、音が全体に奥に引っ込んでちょっと元気がないところは若干気になりました(実際、同じ Volume のまま繋ぎ替えると、音量は UFX >> AK4399 > ES9018 の順)。
ただこれに関しては私の慣れの問題もありそうですし、他で調整出来そうな感触も掴めたため、最終的には恐らく大丈夫かと思います。
・AK4399
ES9018PCMと比べると僅かに透明感に欠け、音像が膨らみ、音場は狭い。
音が自然でストレートなのは魅力的ですが、ES9018機と比べてしまうとちょっとつらい感じです。
なお、ES9018機は電源状態にも敏感な様子です。
壁コンセント直結と絶縁トランス経由でAK4399機は比較的差が少ないのに対し、ES9018機はまるで音が変わりました(優劣が逆転するくらい)。
当たり前ですが、テスターでのシャシー電位チェックはMustですね!繊細な美女と素朴で元気な野良娘?
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中々詳細なレポートですね。
AK4399機のテストもやって頂いたようなので良く分かりました。
私もかつてその積りだったのですが今後の発展性がない為断念した経緯があります。
これで素性も分かりましたので充分です。
ES9018のキャラのことも書かれていますがどんなチップにもキャラはありますからそのことを理解した上で使うかどうかでしょうね。
私はこの範囲なら問題ありません。
又電源は100Vのことが書かれていますが200V仕様ならもっと凄いことになりますよ。
ただしトランス経由のステップアップはお薦め出来ません(飽く迄も200V引き出しで利用が前提:理由はトランスのキャラが乗る為)。
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