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2013年2月24日 (日)

試聴感想27~aitlaboブログ(2/23)

昨日の記事です。

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購入者様の視聴評価です。

入力ソースは、①DSD生信号、②I2SによるPCM、③SPDIFによるPCMの3種類。また、mclkは追加して頂いた45.15MHzで統一して聴いております。

1.電源部増強(コンデンサの容量アップ)効果

 ・3種類の入力ソースすべて電源部増強の効果が出てきたように聴き取れました。

その違いを的確に表現するのは難しいのですが、低音部に余裕が出たためかどの曲もテンポがユッタリしたような感じになり、中低音の奥行きが出てきたイメージ。

抽象的ですが「懐が深くなった」ような音に感じました。

 ・また、低音部が今まで以上に腰が据わった効果なのかDSDの低音部がいっそう自然な感じになりDSD特有の突き抜けるような繊細な高音部とのバランスが良くなりました。

従来機でのDSDの低音はゴリッとしたイメージでしたがこれにしなやかさが加わった感じです。

この効果は、中低音部のメロディーが聴かせ所のブラームスの交響曲のような曲にはっきり出るようです。

 ・同時切替の試聴ではないので、プラシーボ効果もあるかもしれませんが、やはり電源部の充実は大切だな・・・・と今更ながら実感しました。

2.mclkの選択肢

 ・今回FPGAファームウエア変更で複数のmclkをチョイスできるようになりましたが、推奨の45.15MHzではDSD生信号では雑音も一切発生せず安定しています。

これからDSD生信号、PCM、PCM⇒DSDリアルタイム変換ごとに幾つかのmclkを試してその変化を聴き比べてみたいと思っています。

3.トランスポート毎の試聴印象

 ・以下、
①SDTrans384Sync基板+○○○SyncDAC基板の完全シンクロセット(DSD生信号・PCM)、
②PSオーディオトランスポート(PCM)、
③AITDAC+SDTrans384(DSD生信号・PCM)の3種類のトラポでの試聴印象です。

接続は、全てHDMIケーブルです。

①SDTrans384Sync基板+○○○:同一チップのためか音の基本的傾向は似ていますが、○○○の高音側に一種の「癖」(=言い換えれば高音部の色付け)を感じます。

この辺りは製作者の音色の好みを反映したものか?と感じます。AITDACは「何も足さない・何も引かない」といった音のようでオリジナルの音に素直に反応している感じです。

むしろ、両者の大きな違いは、音場感(音の前後・上下・左右の広がり、奥行き)と音像の確かさにあるように感じます。

違いはPCMでも感じ取れますが、DSDソースで一層はっきりと聴き分けられると感じます。

AITDACですとDSDの音場・音像の広がりが手に取るように聴けるのですが、○○○では音場がこじんまりと纏まってしまいます(悪く言うとオダンゴ状態の音場で臨場感が薄れる。)。

 この違いは、ES9018のPLLに依存したジッター削減(○○○)とFPGAのファームウエアーの工夫によるジッター削減方式のAITDACとの設計方針の違いに行き着くのでは?と思います。

また、PCMでのロックはずれがまったく心配ないAITDACの機能は、技術情報開示が不十分な素子に対する角田さんの技術的チャレンジの成果だと理解でき始めました。

②PSオーディオトランスポート:今回試聴で一番実感したことは、PSaudioトラポでの長時間PCM試聴が苦痛にならなくなったことです。

同トラポはピックアップした信号を内臓のバッファーメモリに一旦蓄積しクロックを打ち変えてジッターを減らしてDACに信号を送り込んでいるようですが、高音が耳に付いて疲れましたがそれが感じなくなりました。

むしろ同機の特徴であるDVDROMに焼いたハイレゾPCM音源を演奏できるためことからAITDACでのPCM⇒DSDリアル変換に有利なトラポになるという嬉し結果になりました。

③AITDAC+SDTrans384:SDTrans384のメリット(回転系がないことによる音像の安定性と静粛性、PCM・DSDのシームレス演奏可能)が際立った形で試聴できました。

基板そのものはむき出しで汎用性に欠けますが、このトラポ+AITDACの組み合わせはDSDの生信号・PCMがシームレスに演奏可能であり、現在のオーディオ市場でこのような>高性能を発揮できる機器は少ない(あっても超弩級の価格レベル)と思います。

4.FPGAハードウエアのグレードアップ

 ・角田さんは、ユーザの希望に合せてFPGAのハードウエアのグレードアップを試みてくださり(DSD、I2Sのノンシーム演奏、mclkの複数選択肢の付加等)、標準仕様のないDSDとI2Sの複数機器への対応にトライしてくださるなどユーザー・フレンドリーな対応は頭が下がります。

AITDACのPCM⇒DSDリアルタイム変換も出色ですが、DSD生信号の演奏を最終目標としている私にはAITDACが他にかけがえのないDACになりました。

現在、dCS、プレイバック・デザイン、マイトナー等DSD再生をを指向する海外高級機が次第に増えているようですが、DoPによらないDSD生信号再生が可能なAITDACの機能と多様性は今後一層DSD愛好家の注目を浴びる存在となると思います。

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ポテンシャルの凄さを実感されているようですね。

使用者が一人でも多く増えることを願っています。

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