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2013年3月 3日 (日)

3/3は終の住処の誕生日

平成3.3.3に産声を上げました。語呂も丁度良いですね~。

満22歳となりましたが人間で例えれば私と同じ位の年齢でしょうか。

理由は同じ程度にあちこちにガタが来ているから...。

今は何とか現環境下でも音楽が楽しめるようになりました。

石の上にも三年と言う諺がありますが我が家の場合、落ち着いて来たのは築18年位経ってからのことではないでしょうか(分電盤工事完了半年後位)。

昨年のプリの更新やDACの最終仕様変更(DAC自体は今後も進化し続けるでしょうけれど我が家ではこれで打ち止めです)もあって残すところはパワーの更新です。

その後やるとすれば寿命と資金との相談ですが全てに余力があればSPの更新もあるかな、と言ったところです。

上を見ればキリがないけれどここに至った経緯で欠かすことの出来なかったことは

1.傾斜天井と大きな空間

2.電源の整備・充実

3.ルームチューニング

4.周囲の環境

以上の4点が大きなウエートを占めています。

1.は最近、皆さんが建てられたオーディオルームの形状を見ていると少なからず傾斜天井を採り入れておられる方が目に付きますのでこの点は正解だったのかなと思っています。

23年前の設計段階ではそう言う事例も周囲に見られなかったことから私はコンサートホールやグランドピアノの演奏時の形状をヒントに作れば大きな間違いはなかろうと言う程度の発想から実現に漕ぎ着けたモノでした...。

我が家は間仕切り壁がないのと等しいので隣室・2階へも音は抜けて行きます。

巨大吸音レゾネータを設置しているようなモノです(有効エアボリュームは略家の容積に匹敵します)。

2.はマンション時代を含めて少なくとも四度電源環境改善に取組みました(内一度は信濃電気HSR-1000(’98.3導入)による改善を試みたが訳あって6年程使用して’04.2に放出)。

私は30年以上前から電源については一番の(上流)根っこと言う意味で関心があったのでその時々に於いて出来る範囲のことを模索して来た結果現状のシステムに辿り着きました(N2の根岸さんに感謝m(_ _)m)。

そして極め付けは100V分電盤が完成した日に200Vはもっと良いよ~と根岸さんがぼそっと囁いた(200V分電盤は3ヶ月後に完成)ことです。結果これが最大の効果を齎してくれました。

200V電源    
パワー lingo linn lp12システム
フォノイコ linto  
dac emocion    
プリ akurate kontrol/k    
パワー klimax twin/d

予定

 

3.はどんな空間でもそのままで完璧なモノはないと思いますので結果としてルームチューニングは必須となるでしょう。

ただし、やるやらないは個人の勝手...。

4.は我が家の立地場所が山の中なので安普請の壁で音が筒抜けでも周囲に迷惑は掛けないと言う恵まれた?環境にあります。

オーディオ的には結果オーライ(音漏れ・音抜け⇒室内に音が籠らない)ですが冬の寒さは厳しいモノがあります。

その上山は湿気が物凄い。

別荘として利用している時ALTECの業務用真空管アンプを駄目にしたのが切っ掛けとなり移住後’01.5に床下乾燥機(夜間の深夜電力を利用してコストを抑えている)を導入、現在に至る。

と言うことで決して良いことづくめではありません。お粗末さま。

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