DL-103Dは普段着オーディオ
電音ギアドライブが5/15に完全復活しましたが、それまでサブカートリッジ(メインはWE9A)として23年間新品未使用で保管し続けて来たこのDL-103Dを私はかつて使える場がないので処分することを考えた時期がありました。
処分する場としてヤフオクに出品したのですが何と言ってもWE(レプリカ)装着用で加工した状態そのままで出品した結果、誰にも相手されずに仕方なく取り下げたことが懐かしく思い出されます。
出品価格は記憶が定かではありませんが恐らく1万円程度だったのではないか、と思います。
今思うと良く誰も手を上げてくれなかったと胸を撫で下ろしホッとしているところです。
5/15復活して以来日々使うことで音がこなれて来ているのを実感し大いに楽しんでいます。
電音ギアドライブもDL-103Dも不稼働状態が23年以上続いていたので解れるまで相応の時間が掛ると思いますので今はエージング真っ最中と言ったところです。
未だ4日間ですが随分音がこなれて来て図太い低域に支えられ、充実した中音域から軽やかで美しい高域までドンドン表現力は高まって来ています。
KANDIDが最高級のおもてなし料理とすれば一方のDL-103Dは上質の家庭料理と言ったところです。
普段着オーディオを標榜している私にとってはDL-103Dはなくてはならない存在になって来ました。
勿論(価格差も含めて)両者の紡ぐ質感は違いますがだからこそ余計にそれぞれの個性で楽しめるようになって来ました。
DL-103Dが出力電圧0.25mVとはとても思えません。だって昇圧せずにダイレクトでフォノイコに繋いで使っているのですから...。
因みにKANDIDは出力電圧0.4mVですがLINTOで昇圧しています。
それぞれプリの音量は70~71%程度で使っていますから大差ありませんね(DL-103Dの場合曲間のホワイトノイズは聴こえますが演奏中は全く気になりません。
プリのAKURATE KONTROL/Kのフォノイコのゲインが高いのでしょう。
残るカートリッジのCG-25Diは出力電圧が1.5mVとMC型としては高いのでこれは文句なしにダイレクト接続です。
これを使用する際はプリの音量は逆に60%とかなり絞っています。
何れにしてもKANDID以外のMC型2機種がダイレクトで使えたのは想定外のことであり、ラッキーでありました。
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