車とおさらばする日
先日の集団検診でのこと。
たまたま私が一番乗りをしたこともあっていつも早く来ておられる方(会場の近所にお住まい)と椅子が隣同士になったので待つ間世間話と相成りました。
その方は後期高齢者(75歳)まであと3年と言っておられました(見た目私より若くて元気な方です)。
65歳の時に山に来られるに当たって色々検討されたそうです。
その中でも特に車を持つべきかどうかを真剣に考えられたそうです。
山なので足がないと困る。これは常識として普通はそう思います。
でもこの方は細かく生活パターンを検討して結局車を持つことを止めたそうです。
子供さんたちは独立して別居だそうです。
で、ご本人は今は独身のようです。
今実践していることは
生活に必要なモノは纏め買い(生協を利用)してどうしても麓へ降りたい時は管理組合運営の有料巡回バス(時間が掛るのが欠点?)や麓の温泉を利用するシニア向けの市運営の週一無料バスを利用して下山、空き時間に買いモノをする等有効活用している。
更に別途の目的地への移動はタクシーを利用する。
タクシーは高く付くイメージがあるが私のような運転間隔でもガソリン代を考えると月に1回は利用出来そうだし、自動車税・保険料を考えると年間約10万円分利用出来る計算になる(月3回は利用出来そうだ)。
加えて2年に1回の車検費用を考えると年間15万円はタクシー代に充てられそうですがここは月1万円とすれば逆に3万円のコスト削減になる。
これらのことを考えると
いつ廃車するか(今でしょう、はないけれど)少し真剣に検討したいと思うようになりました。
私も今年65歳、いつまでも運転出来るとは思っていませんが健康上の問題や車の買い替え等を考えると現在の車の寿命に合わせて廃車するのが一番良いかなと思うようになりました。
今でもポンコツなのでそうそう持たないと思いますが意に反して持つようであれば私の年齢70歳を超えた段階で保険の更新停止、廃車手続きをして翌年度からの自動車税もカットと言う縛りで模索してみたい(勿論その前にお迎えが来たら全てその時点でジ・エンドですが...)。
年金もやっと満額支給になったしこれからは今までと違って少しは余裕も生まれるのでこう言う生活スタイルの大転換を図る時期かも知れないと思うようになりました。
勿論最低限の余裕がなければタクシー利用など思いも付きませんでしたが良いタイミングで素晴らしい実践者とお会い出来てホンと良かったと思いました。
山暮らしでは車は必需品に違いないけれどそれも余裕の度合いでは発想の転換でより良く安心・安全・快適な暮らし方が出来ることを教えて頂きました(ポンコツ車なのでいつ壊れるか分からない不安もなくなるし...)。
未だ慌てることはないのでじっくり時間を掛けて検討したいと思いますが魅力的な生活スタイルだと思いました。
ネットで買いモノも出来るし余程のことがない限りジェットコースターのような坂道を自分で車を運転して麓へ行く必然性はないかも知れません(特に冬が危険)。
収支計算を初め改めて良く検討してみよう。
追記
生協は65歳以上手数料も半額となっているので「いつやるの、今でしょう」のフレーズが聞こえて来そうな今日この頃です(汗)。
先ずは手始めに生協を利用してみて日々の生活への影響度合いを確認して見ることにしましょうか。
コスト・利便性の程度によっては早期に転換出来るかも知れませんね。
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