モノラル盤の再生方法による音の違い
掲記の音の差は今まではLP12と電音ギアドライブでの印象だったのですが折角のツインアーム仕様なのでモノラル盤をモノラル専用針CG25Di、ステレオ針DL-103Dで同時に演奏しながら比較をして見ました。
幸いプリAKURATEはリモコン操作が出来るので瞬時の切り替えが可能です。
ひとつだけ問題があってレベル差(音量差)が10ポイントもあるので必ず低い設定(言い換えればゲインが高い方)のモノラルから掛けないと間違えた場合とんでもないことになります(汗)。
モノラルから掛ければ(ステレオに)切り替えてから音量を上げるだけなのでSPへの負担はありません。
逆にすると音量を下げるのが前提になるのでおっちょこちょいの私には危険な行為となりかねません(汗)。
一度聴けばその違いは分かるので早速やって見ました。
盤は再発ですが勿論’80代前半以前のモノです。
今回は盤面が良いモノを選択しました。
掛けたのはART PEPPER QUARTETのMODERN ART(’56~’57録音)です。
予想通りと言いましょうか圧倒的にモノラル針の勝ちでした。
リアル感がまるで違う。ステレオ針で掛けるとピンボケになります(動きの違い(垂直運動が加わる)で余計なノイズ等を拾う為でしょう)。
やはり「餅は餅屋が良い」ようです。これでは過去聴いていても良い結果が得られる筈がない。
これで方針は決まりました。
それは現在は’80代前半以前の発売のモノラル盤にしか専用モノラル針を使っていませんのでそれ以降の対策についての方針です。
’80代後半以降のモノラル再発盤は数えてはいませんが数十枚はあると思いますのでやはりモノラル針で再生した方が良いのではないかと思った次第です。
と言うことで次のターゲットは’80代後半以降用の汎用モノラル針ですね。
オルトフォンで同じ路線で発売されていますので中古をゲット出来るようこれからも節約して遅くても年内には実現出来るようにしたいと思っています(金額の割には気の長~い目標です(汗))。
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