電音ギアドライブ用ステレオカートリッジにDL-301決定!!
DCアンプマニアさんのご厚意で手持ちの今は使っていないDL-301をお譲り頂きオルトフォンRMG-309に接続して聴いてみました。
良いですね~。
当初は103がターゲットでしたが私の聴くジャンルを想定すると301の方が良いのではないか、との提案です。
私はそれ程103に拘っている訳でもないのでこれで導入決定です。
折角の電音ギアドライブ、(お気に入りが50枚の)モノラルだけ聴くのは勿体ないので検討していたモノです。
これで来年のUPHORIK導入を待たずしてDL-301のデビューと相成りました。
ただこれには伏線があって当初の狙いであったDL-301→LINTOへの接続は不調に終わりました。
ケーブルの差し替え等々色々調べても原因は分かりません。
最後の手段、直接AKURATEのフォノイコに繋ぎました。
最初、音は出るだろうけれどゲイン不足ではないかと思いました。
やって見て判断しようと言うことで繋いで聴いてみたところあれれ、特に問題ないレベルで聴くことが出来るではあ~りませんか。
僅か0.4mvしか出力ないのに昇圧しないで良く聴こえるモノだと感心した次第です。
モノカートは出力1.5mvあるのでこちらは全く問題ないけれどこれ以上(5~6ポイント)にプリレベルを上げる為強大なモーターの影響を受けて近接のRchのSPからは曲間は少々ノイズ(ハム音)が聴かれるけれど演奏中は全く問題ないので良しとしました。
音は流石の強大なトルクによる影響が功を奏しています。
今まではモノラルの特徴だけかと思っていた音味がステレオでも如何なく発揮されているのでこれはやって良かったです。
つまりLP12にはない電音ギアドライブの強大なトルクの音がまさに具現化されているのです。
昔からトルクの差が音に結び付くことは分かっていましたがこの古い(推定70歳以上?)電音ギアドライブのトルクは半端ではありません。
手でターンテーブルを押さえても止まりません。
これはLP12では到底無理な話です。
腰の据わったガツンとした低域を味わうには電音ギアドライブの方が圧倒的に優位です。
そして我が家の環境ではMMとMCでも明らかに差がありました。
以前試聴させて頂いたMM(オルトフォン)ではMCのような切れ味は出せませんでした。
カートの価格は年代が違いますがMMの方が高かったです...(爆)。
色々と時間を掛けて試して来た結果、漸くステレオの2頭体制の確立となりました。
音の全体的な雰囲気はLINNのプリAKURATEを通っているので音はまさにデンオンではなくLINNの音です。
加えてトルクの効果が大きいので価格差以上にそれぞれの個性を上手く使い分けて楽しめると言う喜びがあります。
現状では明るくパンチの聴いた楽曲(ジャズ・ロック・ポップス等々)はまさに電音ギアドライブの独壇場です。
これによりケーブルの繋ぎ替えはなくなり(これを頻繁にすると受け(プラグ)の摩耗に繋がり決して良くない)カートの交換だけでステレオとモノラルの選択が出来るのも却って良かったです。
そしてDCアンプマニアさんのご厚意でこの301は(使い古しと言うことで)無償で譲って頂きました。感謝!!
未だゝ充分使えるレベルですので今の状態を勘案すると私より余程良い状態かも知れません(汗)。
結果、当初目論でいたLINTO繋ぎは不要と言うことになり、来年のUPHORIK導入に際しては下取って貰うことになりそうです。
これで多少はコスト低減に繋がりそうです。
と言うことで最初は一日置きにでもKANDIDと301を交互に聴くことにする予定がKANDIDはそのままLINTO繋ぎでオルトフォンアームのカート(CG-25Di或いは301)を変更し針圧調整(CG-25Di:3.5、301:1.5)するだけで使用可となるのは望外の喜びです。
着々とUPHORIK導入に向けて外堀は固められつつあります(爆)。・・・200V電源ケーブルは8/21引き回し済みですが、これは利用することなく終わりそうです(汗)。
準備を怠りなくした場合は得てしてこう言うことがあると言う見本となりました(爆)。
もうひとつ
UPHORIK導入に際しては現状のRCAと新規にXLRを導入して双方のケーブルの音味を楽しめるのも一石二鳥ですね。
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