西田佐知子のアルバム
今日紹介するのは西田佐知子です。アルバムはたそがれの恋(’67)です。
このアルバム今まで気が付かなかったことがありました(汗)。
何と、何と片面(A面)はモノラル録音だったのです。
今まで余り聴いていなかったこともありますが昔はモノラルなんて、と思っていたので余計に関心がない為気が付かなかったのでしょう。
今回洗浄する時A面にはM表示がしてあったのでおやっ、と思いB面を見るとステレオ録音になっている。
ジャケの中を見てみるとA面はモノラル録音の表示がしてあるではあ~りませんか(爆)。
盤面も綺麗なので改めてモノラルで聴く楽しみが増えました。
A
1.アカシアの雨がやむとき
2.死ぬまで一緒に
3.コーヒー・ルンバ
4.夜が切ない
5.エリカの花散るとき
6.故郷のように
7.東京ブルース
B
1.赤坂の夜は更けて
2.女の意地
3.裏町酒場
4.信じていたい
5.雲の流れに
6.愛の引き汐
7.たそがれの恋
当時は色んなヴァージョンがあったのですね~(併売時期があることは後年知っていましたが...)。
それにしてもジャケだけ見ていると完全にステレオ盤の表記、中身と盤を見て漸くこの事実が分かると言う非常に分かり辛くオークションなんかでもモノラル狙いの人はターゲットから外すでしょうね~。
私も持っていても今の今まで分からなかったのですから(汗)。
おまけにソノシートまで付いています(爆)。
と言うことで聴いてみました。
先ずA面のモノラルです、物凄い浸透力と彼女の今まで聴いて覚えていた歌声とまるで違います。
言葉は明瞭、彼女独特の歌の世界に引きずり込まれます。物凄く魅力的な歌声です。盤面状態はex位でしょうか。
続けてB面です。
ステレオらしく聴き馴染んだ声で表現に優しい面が出て来ます。
1枚のLPで2度美味しい、とはまさにこのことですね。
盤面状態は殆ど変わりませんがB面はトレースの違いからややノイズを拾い易い。
優劣を語るモノではないけれど琴線に触れる歌唱はモノラル(A面)に軍配を上げたいですね。
全く違う表情が楽しめます。
後処分していなかったら2枚LPありますので出て来るのが楽しみです(未だに出て来ないので処分してしまったかも(汗))。
あれば内1枚は完全にこの盤よりも古いモノなので期待大ですが(爆)。
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