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2014年6月27日 (金)

レコード盤雑感

先日チョコさんが遊びに来られた時我が家のモノラル盤オリジナルと思っていた盤等を見て頂いた。

結果面白いことが分かった(残念な部分もあるけれど...)。

以前から色々なケースがあるので判別が難しいと言うことはある程度分かっている積りでした。

例えばステレオ盤

1.見本盤

ジャケは無表示で中身の盤を見てみると見本(SAMPLE)表示があるケース。

2.ジャケと中身の生産地表示が違うケース

入れ違いか或いは後で故意にやったのか

モノラル盤では

1.ジャケは無表示で中身を見るとモノラル表示がされている

2.ジャケはオリジナルで盤は片面がオリジナルプレスでもう一方はセカンドあるいはサードプレス等々

記憶にあるだけでこう言う例がありました。

特にモノラル等古い音源の場合、造詣の深い人や研究されている方は別としてオリジナルの判断はホンと難しいと思いました。

出品(業)者の言うことが100%信用出来るかどうかはこれまた難しい。

現物確認しても中身の真贋まで見極められる人はホンの一握りでしょう。

こう言うことがあるので私はそもそもそう言う能力もないのでオリジナルには拘らず、出来るだけ元に近い状態であれば良しとしたい(これすら判断は中々難しいことですが...)。

先日チョコさんが来られた際、たまたま見て頂いたモノラル盤オリジナル(と思っていた盤)の中に↑の2、に当たるケースがありました(汗)。

改めてそれを聴き直してみたら

オリジナル面に比較してセカンドあるいはサード面は音の弾力性・精気等々が後退・減退して聴こえます(比較しなければ分からないレベルかも)。

端的に言えば音痩せしているのです。

この程度の差で分かるのですから10年以上も経った再発などは押して知るべしでしょう。

加えてマスターの劣化が加わりますからそれなりと言うことで判断せざるを得ませんね。

リマスターの功罪は色々あると思いますがどうやっても元の状態(エキス)がそのまま活かされてノイズ等だけが除去されることは不可能だと思います。

又殆どの場合、時間が経っている関係上当時の方とは別人が行う訳なのでオリジナルとは全くの別物(アレンジ作品?)と思った方が良いでしょう。

単に聴き易くなっているだけと理解した方が期待外れによるがっかり度は減るでしょうね。

音楽をどこまで追及して楽しむかは個人間で差があるので各人がこう言う事情をどこまで理解して楽しむかに掛る訳です。

深く追求しなければ聴き易い音源であれば構わない訳だし...。

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