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2014年7月13日 (日)

ルームチューン最終章:定在波吸音パネル導入へ

長年(10年以上)に亘る我が家のルームチューニングの最終章と位置付けて定在波吸音パネル導入を決めました。

このパネル(1500mm(H)x1000mm(W)x120mm(D)、重量約35kg)は大きさと言い重量と言い半端でないので我が家のような立地条件の家には運び込むこと自体大変です。

何せ階段が53段もありますから...。

加えて私自身見た目は五体満足に見えますが今は腰と膝が悪いのでこう言う時ホンと何の役にも立ちません(汗)。

導入の方法はひとつ、村田さんが例年参加している伊豆の一泊飲み会に合わせてテストしてOKだったら(環境によって影響度合いが違う可能性がある)そのまま導入と言うことにする案を考えてみました(汗))。

その意味するところは幾ら超人の村田さんと雖も一人での搬入は困難だからこのタイミングに合わせて飲み会参加の方の中から何人かに助っ人をお願い出来ればと考えた次第です。

我が家のオーディオに関する更新スケジュールは昨年来フォノイコのUPHORIKが第一候補でしたがUPHORIKは抱き合わせで追加オプションも考えておりそれにつれ当然価格もアップするのでこの際導入し易いモノを先ず年内にやりたいと言う気持ちが強くなって来て変更に至りました。

UPHORIKは来年消費税の再アップ前に導入すれば基本的に税率は変わらないし、導入が延期されることによってオプションの中身もより吟味する時間が増えるので丁度良いかなと...。

一方現状トータルサウンドのバランスは我が家なりに纏まっているので殊更ルームチューニングはやらなくても良いかなともズ~ッと思って来ました...(汗)。

そうは言っても我が家も定在波の問題が全くない訳ではないので対処したかったのは山々でしたが今まではベストフィットする商品もなく中々簡単には乗り越えられない壁として厳然と立ちはだかっていたのでした。

そんな折、今までのLVパネル等によるミッドバス対策だけでは解決出来なかった定在波を解消させるパネルが遂に昨年3月に(試作品が)完成したのです。

発表後1年数ヶ月経った今、私も漸く重い腰を上げて遅まきながら我が家のルームチューニングの集大成・総仕上げとして(我がボロ家に)導入することを決断した次第です。

当初優先順位が上位だったUPHORIKですが現状のアナログの音に特別不満がある訳ではないので先ずは定在波吸音パネル導入によって音の佇まいがどう変化するか(問題点が大きい方を先ず優先的に対処する)を知りたくなったと言うのが導入順を代えた本当の理由であります。

我が家は安普請なので壁振動は物凄くあるのでこのパネルによって定在波がコントロール出来れば低音もメリハリ付いて本来こうあるべきと言う「定在波により失われた低音」も蘇り更に楽しめるのではないかと思っています(定在波のいたずら度合いを知らないとは言え、現状充分低音は出ていますがそれが更に、と言うことです)。

設置場所は一ヶ所だけ、我がリスポジ後方のスキップフロアの上階に置きます。

51_2

 

 

 

 

 

ここは手すりと言うか柵が設けてあるのでそれに立て掛け後ろから使用していないミズメザクラ合板のSPボックスで押さえることで倒壊防止も出来る。

この結果スカラホールも目出度く取り外すことが出来る(定在波吸音パネルの上部に掛るのでこの際外す)。

なお定在波吸音パネルの前にあるLVパネルは音を聴いて問題なければそのまま、不要或いは邪魔をするようであれば撤去(基本的に性能が被る訳ではないのでそのままでも良い、とのこと)。

何故にリア設置かと言えば我が家のフロントはこれ以上何も置けない(カオスの)状態(汗)なので必然的にリア設置となった次第です(汗)。

狙い通り満足の行く結果となるかどうかは神のみぞ知るですが、今から楽しみです(村田さんには導入申し入れ済み)。

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コメント

ギター弾きさん、コメント有難うございます。

私も大昔クラシックギターを齧ったことがあります。

生と再生音には厳然と差がありますがいつでも好きな時に好きなアーティストと対峙して楽しむことが出来るのがオーディオの楽しみです。

会場によって音響処理の差があるように個人宅でも略全てで違いますから楽しみは尽きません(汗)。

>自分にあった音を求め始めるとゴールのないエンドレスの世界が待っているんでしょうね。
ある意味、醍醐味ですね。

余り突き詰めて考える人には向かない趣味だと思います(まさにエンドレスなので...)。

私みたいにボーっとしていて時折オオッ、違うね、と言った程度で楽しむのが無理なく楽しめそうです。

投稿: EVA | 2014年7月13日 (日) 14時29分

音に拘ると限がなくなりますよね。
ほんの少しのことで音が変わるから不思議ですよね。
自分にあった音を求め始めるとゴールのないエンドレスの世界が待っているんでしょうね。
ある意味、醍醐味ですね。

投稿: ギター弾き | 2014年7月13日 (日) 14時15分

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