表題の如くする為に電音ギアドライブの活用策(Ⅱ) (8/26アップ)を実施することにしました。
つまりSPU MONO G MKⅡ(モノラル汎用タイプ)の導入です。
これに合わせてデジタル針圧計(DS-3)も導入しました。
針圧はアームでの印加(0.5g刻み)だけでは正確に合わせられないと言うことが過日のcg25diMKⅡの試聴の時に分かっていますので微妙に調整する為にも必要なアイテムとして今回同時に調達することにしました。
これで電音ギアドライブは今まで以上に遊べますので楽しみは2倍、3倍となります(爆)。
ステレオの良さ、モノラルの良さ何れもそれぞれに素晴らしいモノがあります。
この趣味を始めて40数年になりますが当時モノラル何てと言って見向きもしなかったことは全然後悔していません。
当時は過去を振り返ることではなく同時進行で前へ前へ進むことしか考えていませんでしたから...。
だからモノラル盤を買おう等と言う発想は全くありませんでした。
それが
長い年月を経てなおかつ今それが楽しめるプレーやがたまたまあったから、これが最大の要因でしょうね(これもモノラル再生の為に買った訳ではなかったのですが...(汗))。
このことが温故知新の気持ちに自然になれたのではないかと思います。
で、やってみてステレオ再生にはない実に深い味わいを知るに付けすっかり虜になってしまいました(汗)。
これからモノラルをやる為に大枚のコストを掛けることは更々出来ませんのでこれの再生・復活がたまたま功を奏しただけです(今回のようにモノラル再生に特化するまでには紆余曲折があって結局約1年4ヶ月掛かりました)。
我が家のステレオ再生を主とするLP12に比べ電音ギアドライブはターンテーブル径からして違うし、駆動方式もギア駆動と言うことでスリップとは無縁です(フローティング機構もLP12とは方式こそ違いますが備わっています)。
馬力は半端ではなく当然かつてのパワー溢れるモノラル再生には打って付けと思います。
再生スタイルもステレオ針でモノラル・ステレオ再生することが可能なように汎用針でも同じことが可能です。
とは言え、ステレオ針でモノラル再生する場合(モノラル再生にとっては余計な動きがある為)はノイズを拾い易いと言う欠点があるのに比べモノラル汎用針で再生してもモノラルっぽく聴こえることがあってもノイズの面では全く問題なし。
勿論、どちらも専用針再生が一番良いのは言うまでもありませんが...。
このことからもステレオはステレオ専用針で再生し、モノラル専用針に加えて汎用針ではかつてのモノ・ステ併売時期の録音では寧ろモノラル再生の方が良いモノもあるのではなかろうかと言う推測・希望を託して汎用針導入を決意しました。
これで’50代から現代に至る再発盤まで半世紀以上の(モノラル録音)アルバムに対してニュートラルに臨めることになります。
折角の楽しい趣味、ジャンル分けしてあれしか聴かない、これしか聴けないと言うような自ら枠を設定して狭めるようなことはしたくありません(勿論各自の考え方がありますので他人へ強要することでもありませんが...)。
私は基本的には一切の垣根を設けず自由に楽しみたいだけです。
勿論、どこまで楽しめるかはやってみないことには分かりませんが...。
追記
9/13たまたま入手出来たLPがモノラル録音(ステレオカッティングと思われる)の未発表音源盤でしたのでこう言うモノこそ汎用タイプが活躍する場であり、電音ギアドライブの馬力を活かしてブイブイ効かせたサックスを聴きたいですね~。
カートリッジと針圧計は9/17到着しました。
導入後の試聴・使い勝手等の感想は又別途時間を置いて書きたいと思います。
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