武骨なモノラルサウンドは武骨な電音ギアドライブにお任せ!!
9/17SPU MONO G MKⅡとDS-3が到着してからと言うモノ、再発モノラル盤、ステ・モノ併売時期のステレオ盤を始め今までデジタル音源のLPでは今一食い足りないとか言うものが多々あったけれどこれを試しに電音ギアドライブ+SPU MONO G MKⅡで聴いてみたら、何と何と楽しめるではあ~りませんか。
結論として言えば電音ギアドライブの正確無比のドライブ力と今回のSPU MONO G MKⅡの汎用性がうまくマッチしたと言うことでしょうか。
再発モノラル盤が楽しめるのは当然としてステ・モノ併売時期のステレオ盤のモノラル再生でも周波数特性も充分だし左右の分離もSPが2台あるのでこれ又広がり感は損なわれているようには感じません(ステレオ再生に比べれば見劣りする部分もあるけれど他の諸々を勘案すると楽しめる要因(例えば中抜け感が是正される等・・・元々モノラル録音を左右に割り振ったモノが多いようなので単に元に戻すだけ?))の方が上回っています)。
と言うことから今回の最大の収穫ポイントはステ・モノ併売時期のステレオ盤のモノラル再生でした。
まるで水を得た魚の如く本来?の姿で演奏し楽しませてくれます。
これは私にとっては新発見かつ予想以上のことでした(汎用タイプを導入済みの方にとっては今更でしょうが...)。
たまたま出て来たサラ・ボーンの’66のPOP SCENE(日本製ステレオ盤)などは擦過傷だらけの盤(ステレオ再生では聴けたモノではなかった)ですが傷をものともせずにまさにモノラル定位で朗々とした歌唱が楽しめ、以前の(私的)評価よりは1ランク以上アップしました(恐らくこう言うケースが沢山出て来るモノと思われる)。
これで一気に対象が増える訳でこう言うことを予想して購入したとは言えまさに想定外のことだったので「棚からぼた餅」状態です(爆)。
我が家ではモノラル盤も高価なオリジナル狙い(実際は余り購入していませんが(汗))から早い時期の再発盤狙いに舵を切ります(聴く中でこれはと思うものがあればそれからオリジナルを狙えば良いので当面はそのコストで沢山のアルバムを先ず聴いてその中からどうしてもオリジナルが欲しいモノがあれば狙うと言うスタンスです(汗))。
特に切れ・パワー・押し出し感溢れる演奏などは元々電音ギアドライブの得意中の得意分野ですからそう言うアルバムを先ず聴きこむことにしよう。
何よりもノイズ面では横振幅だけなので影響はホント少ない。
昨年の電音ギアドライブ復活に際し、汎用で行くか専用で行くかのターニングポイントで私は専用を選んだけれど今になって専用を聴いたことで汎用の使い方も自然と幅が広がったように思いました。
どの道、汎用からスタートしていても専用は避けて通れなかった道と思いますので逆も又真なりで良いと思いました。
ただ汎用タイプが中途半端な存在だと思っていた(先入観)ことは全く以って私の認識不足でしたm(_ _)m。
要はモノの個性・特徴を理解した上での使い方次第と言うことですね。
これで思う存分対象(幅)を広げて楽しむことが出来ます。
(我が家においては)武骨なモノラルサウンドは武骨な電音ギアドライブ+汎用カートリッジにお任せと言う訳です・・・表現としては斧の切り口(因みにLP12+KANDIDは鉈の切り口、aitlabo EMOCION+CDPは日本刀の切り口)です。
一番良いのは鉈でザックリと切り取るような切り口を示すLP12+KANDIDが表現としては一番長けています。これがモノラル再生ではカートリッジの動き方の制約もあって斧の切り口となる訳です(専用のcg25diに比較すると太さが少しスマートになります(聴き易くはなる)ので最善は専用ですが(汗))。
この電音ギアドライブ+汎用カートリッジで叩き出されるモノラルサウンドはカートリッジ自体、出力が大きめ(3mv)と言うこともあって音として少しだけ圧縮されていることとギアドライブの強大なトルクとの相乗効果も相俟って密度の濃い押し出し感のある充実したサウンドを展開してくれるので幅広くモノラルサウンド(含むステ・モノ併売時期のステレオ盤)を楽しむには最適の組み合わせとなりました(爆)。
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