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2015年3月 8日 (日)

新DAC(新潟精密 FN1242A搭載)試聴開始

3/6午前、待ちに待った新DAC(新潟精密 FN1242A搭載)が到着しました。

チョッと色々ありまして(汗)音が出るまで時間を食いましたがそれだけに出て来た音に感激・感動しています。

そしてこの筐体は黒で、スイッチオンするととても綺麗なブルーのLEDが点灯します(日食のようなリングとなり、色はAKURATEのブルーよりも濃い。入力切替ボタンは塗り潰しのブルーです)。

存在からして訴求感が半端ではありません(しなやかで躍動感ある鍛え上げられた肉体とでも言いましょうか・・・わが肉体とは真逆(汗))。

3/7はサーロジックの村田さんが午後来られますのでその際考えている発展バージョンを実施して可能性を探って行きたいと思います。

それにしてもファーストインプレッションは最初の一音で脳天をガツンとやられた感じです。

恐るべし、新潟精密FN1242A(QUAD)+SICーMOS構成DACよ!!。

音は伸び伸びと自由闊達でパワー溢れダイナミックで分厚く圧倒的で怒涛のように押し寄せる波のような力強さ・表現力は多彩で実に凄まじい。

底知れぬ懐の深さを感じます。そう、スケール感が半端ではありません。

そして大事な情報量はまさに洪水の如く迸り出て、部屋中を満たせてくれます(全然うるさくありません・・・自然減衰が半端ではありませんから)。

まさしく極上のアナログを聴いている感じです(ピチパチノイズがない分上質か)。

どこまでもリアルで美音系とは真逆の音です。

音楽の音はまろやかで美しい音ばかりとは限らない、荒々しい音もあるし、尖ったリ、濁った音もあると言った具合にまさに表現される音は実に百花繚乱(華やかに咲き乱れる)の如く、多彩であるので美音にデフォルメしただけの音を私は好まない(飽く迄も個人の好みですよ)。

こう言う音をズ~っと聴きたかったのです。

今まで(実際聴くまでに)妄想していた以上のサウンドです。

そう妄想の域を遥かに超えて私を打ちのめしてしまいました。良い良いとは聞いていたけれど(はっきり言って)ここまで(レベルが凄い)とは想像だにしませんでした。ホンと製作者の力量・センスにしてやられました(汗)。

これが僅かウン万円とは、有難や、有難や...。

toyocrimさんが以前、コミュの記事で書かれていましたがこの音を新潟精密の関係者に聴かせて上げたいと思うのは私も全く同じです(何故に売れ行きが芳しくなかったのでしょうか・・・メーカーの見た目スペック第一主義??)。

今回の件はRAYさんには一方ならぬお世話になりました。

又toyocrimさんにもメールでアドバイス頂き感謝しています。

そして一層音楽鑑賞が楽しくなりました。

第二章

ait labo DACとの比較

1.同時切替で比較する

ただし条件は同一ではない。

我が家の環境下では優位は光です。

で、今回は光はaitに刺さっています(ジッターノイズの関係では明らかに光が優位であることを前提に)。

そして新DACは午後の比較試聴に備えて銀線同軸は新DAC→ait DACに繋げているので以前持って来て頂いたDCアンプマニアさん自作のモガミの同軸を使用しています。

この状態でも

切替えて分かるのは新DACの方が明らかに重心が下がって更に音楽が楽しく聴き易くなる、と言う事実です。

又音の太さもait DACより太い(ALL OR NOTHINGではないのでキャラが違う両機で楽しめることは幸せです)。

村田さんにお願いする作業は光をCDP→新DACに繋いで頂くことです(昨日の作業で臀部と太ももに後遺症が残って痛い(汗))。

これで3パターンの音が楽しめます。

つまり

1.CDP→光→新DAC→プリ

2.CDP→同軸→新DAC→プリ

3.CDP→光→新DAC→同軸→ait DAC→プリ(DAC2連のタンデム方式)

将来的にはもう1台CDP(少し上級タイプ?)を導入して

4.CDP(現用)→光→ait DAC(新規導入のCDPはFN1242Aで使用決定(光2系統)→プリ

として使えるようにする予定。

今までやって来たことでプリ以降同じシステムなので同じ方向の音がすると言う意見もあるけれどそれでは入力を違えて楽しむ意味がない。

私はアナログ(モノ・ステレオ)、CDそれぞれの個性・特徴を発揮してくれる方向を探ってそれが十全に発揮出来るシステムが最善だと思う。

今回の新DAC導入に当たって微妙どころではない相当離れた表現力の差をまざまざと見せ付けられました。

と言うことで各自のポテンシャルの最大限の発揮を願うシステム作りに邁進したい、と改めて思う次第です。

要は楽しめることが最大の目標だ(爆)。

村田さんを迎えての比較試聴は次回へ...。

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コメント

ギター弾きさん、今日は。

>自分の感じる良い音への追及は終わりませんね。

私も若い頃は下手の横好きでギターをやっていました。

楽器をやった経験があると下手であってもその楽器の音は脳に刷り込まれています。

これをベースに精進しているようなものです。

今は体が不自由なので出歩けませんので只管自分の耳のみで自システムの改善に働き掛けています。

独りよがりにならないように指針となる方の来訪は又とないチャンスですので今回はタイミングが合って良かったです。

貧乏人なるが故にあれやこれやと手を出せないことも逆に良いのかも知れません(汗)。

投稿: EVA | 2015年3月 8日 (日) 14時21分

自分の感じる良い音への追及は終わりませんね。
期間が経つと、耳が馴れてきてもっと良い音があるんじゃないかと、それと他人のスステムの音を聞いてこれだって感じることもありますよね。
これからも自分の音を求めて頑張ってください。

投稿: ギター弾き | 2015年3月 8日 (日) 12時53分

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