J.R.MONTEROSEのアルバム
今日紹介するのはJ.R.MONTEROSEです。アルバムはIN ACTION(’64、’80)です。
久し振り(約4ヶ月振り)に中古のモノラル盤ゲットです。
これは毎日届くメールを見て即ゲットしたモノです。
J.R.MONTEROSEの名前自体中々見掛けることがないので、詳しく確認しないでゲットです。
終わってから(汗)アルバム名の確認です。
これが又物凄い希少盤でした(オリジナル盤のことですが...)。これは再発米盤V.S.O.P.*(’80、シリアルNO VSOP-1)です。
*が元々のSTUDIO 4(オーナーはレコーディング・エンジニアのJIM SOTOS)から別のアルバムの権利を買い取った際、おまけについて来たのがこの音源(未使用LP)だったとのこと。
当時からこのLPは内容の良さ(演奏・録音)に加え希少性から高騰していたので早速プレスされたようです。
状態は vg++/ex で価格は送料込みで約¥1,600.-です(この業者はいつもですが状態の評価は極めて厳し目です(だから安心して購入出来ます)、私ならそれぞれ1ランク上とする(汗))。
盤状態は極めて良くnmでも良い位です。
オリジナルLPは数百枚しかプレスされなかったと言われるファン垂涎のスーパー・コレクターズ・アイテムだが、内容的にもきわめて充実しており、’60年代を代表するテナー・サックスの名盤に挙げられている。
プレス枚数の少ない理由はJ.R.が当時活動拠点としていたザ・テンダー・トラップ(THE TENDER TRAP)と言うナイトクラブで手売りする為に作られたからだ、そうです。
NYCでは自分のジャズが出来ないと考えたモンテローズは自ら望んだローカル都市や海外での活動が長く、’63年にはロック・グループのジェイ&ジ・アメリカンズと中西部ツアーへ出かけ、グループが他の土地に去った後も、中西部にひとり残ってジャズの演奏に明け暮れた。
そんな中、’64年後半イリノイ州の小都市ロック・アイランドを訪れた際に地元の弱小レーベル、スタジオ4へ吹き込まれたのが本作品である。
サイドメンはJOE ABODEELY(ジョー・アボーディーリー)(ds)、DALE OEHLER(デイル・オーラー)(p)、GARY ALLEN(ゲイリー・アレン)(b)という中西部ツアー中に組んでいたレギュラー・カルテットのメンバーで、いずれもアイオア州がベースのローカル・ミュージシャンだが、本場NYC仕込みのJ.R.と対等にわたり合うプレイには目を瞠らせるものがある。
J.R.は若い頃から放浪癖があり、日本で言えば画家の山下清のようにとでも言えようか、テナー一本で全米だけでなく’60年代後半から’70年代中頃まではヨーローパ各国を転々としていた。
本作はさすがに名盤と言われるだけあってJ.R.モンテローズの渋いプレイが際立つ~ネット。
A
1.WALTZ FOR CLAIRE
2.I SHOULD CARE
3.THAT YOU ARE
B
1.RED DEVIL
2.LOVER MAN
3.HERKY HAWKS...
当日のメールにはもう1枚彼のステレオ盤が案内されていましたが翌日見たらそれももうなくなっていました(欲しいモノがある時は躊躇すべからず即ゲットが鉄則、後悔先に立たず、ですからネ)。
さて到着後早速鑑賞しました。
半世紀も前のアルバムだ何て俄かに信じられない位の物凄い鮮度感、滲みは一切なしです。
冒頭から彼の(渋い)tsが咆哮、空気を切り裂きます。
こんな素晴らしい演奏が¥1,600、-程度で味わえるなんて最高です。
久し振りのモノラル盤ゲットでしたが良い買い物となりました(両面とも良いですが個人的にはB面の方がより好きかも)。
追記
ジャケが兎に角秀逸です。昔の人はホンとセンス良いですね~(現在、私は写真を活用出来る環境になく一切写真を撮っていませんのでお見せ出来ません、悪しからず・・・気になる方はアマゾン等でどうぞ(CDのジャケはLPと一緒です))。
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