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2015年11月14日 (土)

アナログの主役交代!!

過日(10/30)UPHORIK導入によってLP12のサウンドが大化けしました。

これで長らく主役の座を張っていた電音ギアドライブが約2年半振りにサブに回ることになりました(汗)。

前回の出来事はKANDID導入直後でフォノイコはUPHORIK導入前のLINTOです。

と言うことで今回の交代劇は一にも二にもフォノイコの差です。

導入後1週間でのインプレをアップしましたがその後も日を追って色々なアルバムを聴く毎にそのポテンシャルの奥深さを知りかつその実力が十二分に発揮され↑のような結果となりました(評価アップするアルバムの続出がそれを物語る)。

特筆すべきは質感・情感等が実に良いのです(特に低音の響きがホンと良いのですね)。

何も足さず、何も引かず必要にして充分な元々の情報がそうであったかのように素晴らしい空気感・雰囲気を醸し出します。

そして不思議なことはアナログに特有のピチパチノイズが殆ど気にならなくなったことです(特にステレオ盤で)。

今までは気にしていた盤面が汚いとか言うモノでも、です。私にはこうなる理由が分からない、何なんでしょうね~(爆)。

電音ギアドライブもカートリッジこそ違え恩恵を受けて再生音は昇華しています。

ギアドライブの凄さ自体はLP12が逆立ちしたって叶わないドライブ機能で素晴らしい再生音を奏でるのですがプレーヤ自体の設計が如何せん古い為、現代の素晴らしい設計機器との組み合わせでは若干対応し切れないところがありそこが弱点となってしまいました(汗)。

ただしモノは考えようでステレオ再生はLP12に、モノラル再生は電音ギアドライブにそれぞれお任せと言うように(当初考えていた)役割分担がはっきりしただけです(汗)。・・・元々所有モノラル盤は少ないのでこれ(サブ)で納得。

写真で言えばステレオはカラー・モノラルはモノクロですね。

両者とも素晴らしい世界観を持っているのも同じですね。

今回のフォノイコによってより色彩感豊かなステレオ再生が少し抜きん出たと言うことで「主役交代」とした訳ですが私は両者それぞれで違った雰囲気を味わえるのが大好きです。

それぞれ切替えて聴いた時、何の違和感もなく直ぐにその世界に没入出来る、要するに違った気分を楽しみたい時にはワンプッシュで切替えて楽しめるのは有難いことです。

このような環境になって初めて私自身アナログ再開当初考えも及ばなかった夢のようなアナログ2頭体制が現実の形になった訳です。

今はただこの結果に感謝しつつ生かされ残された時間を楽しみたい。

加えて現行のCD演奏もありますのでアナ・デジそれぞれの特徴を活かした演奏が楽しめると言って過言ではない環境(分業体制)が確立した訳です。

さてこう言うアナログステレオ再生を聴いていると最高のハイレゾ音源はやはりアナログだと思わざるを得ません。

アナログには他にテープもありますが現代では一般的ではないし我が家には現在その欠けらも残っていませんので当然LP再生です(汗)。

価格的なことで言えば未だゞ上の製品(レベルも上?)はありますが私の手の届く範囲内で楽しめるオーディオ遊びはこれで確定・終了です。

後はボチボチ電源整備とかCDP或いはCDTの導入で少しでもレベルアップが図れれば言うことはありません。

これに至る前提としてはオーディオ以前の問題として我が家の環境は無視出来ません。

オーディオは先ず環境ありきですから...。

今から24年前にこの家を(自分のアイデアを取り入れて)建てて貰った時は果たしてどうなるものかホンと冷や冷やモノでした。

紆余曲折色々ありましたが結果安普請ながらルームチューンのお蔭で先ず先ずの環境となりシステムの能力を100%とは行かないまでも発揮させていると思います。

主な要因としては

1.大きなスペース。

2.リスポジ後方にある「登り窯式巨大レゾネータ」(バズケロさんの命名)。

3.建物の周囲は庭の木や隣地の木が一杯で自然の吸音効果あり。

等々...。

それにしてもカートリッジの能力も組み合わせるフォノイコ次第でこれ位大化けすれば言うことないですね。

今後は「数撃ちゃ当たる」ではなくLP主体に吟味しながら購入して行こう(含むモノラルオリジナル)。

関連記事↓

電音ギアドライブがLP12を超えた!!(’13/6/15アップ)

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