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2015年12月18日 (金)

私の宝物

私の宝物と言ってもお金に換算して価値があると言うモノではありません。

オーディオ機器の中での判断です。

最近のモノは余裕があればいつでも買えるモノなので対象外となります。

と言うことはそう、あれしかないですね(爆)。

電音ギアドライブです。

尤もこれもちょっと前までは対極に位置する巨大な粗大ごみ(処分するにも出来ない大きさであり、重さ)に過ぎませんでした(汗)。

少しずつ可能性に挑戦しつつ調整してここにオンリーワンの再生音楽を奏でてくれるプレーヤとなりました。

メインカートリッジはステレオ・モノ汎用品のSPU G MKⅡなのでこれも極めて普通です(モノに特化してないと言うことで)。

でそれを活かす可能性を見付けることが出来たのはNさん製作のSIC-MOS搭載のNF型フォノイコですがこれが見事に嵌ってこの組み合わせで紡ぐ再生音(正確無比のピッチと強大なトルクの回転)を知ったことで次の(最終)ステップであるUPHORIKにも期待が持てました。

そして10/30ついにそのUPHORIKを導入し、MCはKANDID、MMはSPU G MKⅡ(MC型ですが高出力なのでMM型でカスタマイズ)を接続して聴いて来ました。

それぞれ素晴らしい表現能力が発揮されました。

でもこの結果、今まで電音ギアドライブ優位かと思っていた再生音が逆転しステレオ・モノラルと分けて楽しむこととなりました(明確にLP12優位となったのでジャンルによる使い分けで楽しむ)。

つまり予想以上にUPHORIKが素晴らしかったと言うことでした(汗)。

今までのカートリッジ(KANDID)+フォノイコ(LINTO)の価格からしても当然LP12の方が優位になる筈なのですがそうは行きませんでした。

今回フォノイコをレベルアップしたらそれぞれの良いところが如実に発揮されるようになったのでした。

つまり、ステレオ再生の色彩豊かな表現力を味わうとLP12が一歩優位と言うこととなりましたが今時状態の良い電音ギアドライブを入手すること自体難しいので我が家の宝物の地位は揺らぎません(汗)。

何と言っても電音ギアドライブの特徴は「音を軽々と余裕を持って奏でる」ことです

まさにオーディオ的快感を満たすと言うより、音楽的快感を満たす方向だと思いました(オーディオ的快感はLP12でのステレオ再生とCDにお任せ)。
普段着の音楽鑑賞は同じNさん製作のDAC(FN1242A搭載)を通してCDを聴いていますがこれも頗るアナログ的な音がしてオーディオ的快感が楽しめます。

ちょっと昔の良い印象があったCDなどは特にブラシュアップして鮮度の高い音楽を奏でてくれます。

と言うことで現在はアナログ二本立て+CDの三系統で楽しんでいます。

今から遡ること24年前、年代物の電音ギアドライブで程度の良いモノが入手出来たことはエルタスの本田社長のお蔭です。感謝!!。

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電音のギアドライブプレーヤ・・・備忘録(’10/5/15アップ)

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