今日紹介するのはTHAD JONES MEL LEWIS ORCHESTRAです。アルバムはALL MY YESTERDAYS :THE DEBUT 1(’66、’16)です。
これは2枚組です。
DISC 1
1.BACK BONE
2.ALL MY YESTERDAYS
3.BIG DIPPER
4.MORNIN’ REVEREND
5.THE LITTLE PIXIE
6.BIG DIPPER(Alternate Take)
DISC 2
1.LOW DOWN
2.LOVER MAN
3.AH、THAT’S FREEDOM
4.DON’T EVER LEAVE ME
5.WILLOW WEEP FOR ME
6.MEAN WHAT YOU SAY
7.ONCE AROUND
8.POLKA DOTS & MOONBEAMS
9.MORNIN’ REVEREND
10.ALL MY YESTERDAYS
11.BACK BONE
★1966年2月7日、世界のジャズの殿堂、ヴィレッジ・ヴァンガードで産声を上げた、サド・ジョーンズ=メル・ルイス・オーケストラの誕生から、2016年、遂に50年。その偉業をたたえる記念すべき作品が、話題のRESONANCEから登場します!
★「サド・ジョーンズ&メル・ルイス・ジャズ・オーケストラ」(通称「サドメル」)は、当初3回のみの演奏契約だったものが、人々に支持されて続行中。
その後「メル・ルイス・ジャズ・オーケストラ」、「ヴァンガード・ジャズ・オーケストラ」と名前を変えながら、ヴァンガードでの毎週月曜の演奏を継続。
近年は発売作が全てグラミー賞ノミネート、2009年に受賞も果たし、年に一度日本公演も行う人気バンドですが、本作は、その正に誕生の時を記録した、66年2月7日の音源を初の公式リリース、また、その1ヶ月半後の音源は正真正銘の発掘音源で、これが世界初公開。当時の興奮と熱狂が現代によみがえる奇跡の発掘盤です。
★しかも、録音はキッチリとした記録音源。ビル・エヴァンスの第二期トリオを、マネージャーから依頼されて録音するなど、数々のアーティスト関係者から信頼され、その腕を買われたRESONANCEの社長ジョージ・クラヴァン氏自らが録音したもので、2月録音では6本のマイクを、3月録音では10本のマイクをたて、録音。
音質が良好なのはもちろんのこと、ビッグバンドの魅力を描き出す臨場感も抜群です。
★誕生を告げたバンドの瞬間を体感できる感動はもちろん、1ヶ月半を経過したバンドの音源と、変化なども聴きもの。
★サド・ジョーンズ、メル・ルイスはもちろんのこと、ピアノにはハンク・ジョーンズ、ベースにリチャード・デイヴィス、ペッパー・アダムスや、ジェローム・リチャードソン、スヌーキー・ヤング、そしてボブ・ブルックマイヤー、などなど、名だたるメンバーが集合。正にジャズの歴史を、NYで創り、今なお、現役で活動するバンドの貴重な記録!
ビッグ・バンド・ファンはもちろん、ジャズ・ファン垂涎の脅威のリリースです~ネット。
アーティストについて
DISC 1 RECORDED ’66.2.7
THAD JONES(tp、 flu)、 HANK JONES(p)、 SAM HERMAN(g、 perc)、 RICHARD DAVIS(b)、 MEL LEWIS(ds)
sx、cl、fl
JEROME RICHARDSON(as、cl、fl)、JERRY DODGION(as、 cl、fl)、JOE FARRELL(ts、cl、fl)、 EDDIE DANIELS(ts、cl),MARY ”DOC”HOLLADAY(bs)
tp
JIMMY NOTTINGHAM、SNOKY YOUNG、JIMMY OWENS、BILL BERRY
tb
BOB BROOKMEYER、GARNETT BROWN、CLIFF HEATHER、JACK RAIN
DISC 2 RECORDED ’66.3.21
THAD JONES(tp、 flu)、 HANK JONES(p)、 SAM HERMAN(g)、 RICHARD DAVIS(b)、 MEL LEWIS(ds)
sx、cl、fl
JEROME RICHARDSON(as、cl、fl)、JERRY DODGION(as、 cl、fl)、JOE FARRELL(ts、cl、fl)、 EDDIE DANIELS(ts、cl)、PEPPER ADAMS(bs)
tp
JIMMY NOTTINGHAM、BILL BERRY、JIMMY OWENS、DANNY STILES
tb
JACK RAIN、GARNETT BROWN、CLIFF HEATHER、TOM MCINTOSH
以上DISC 1、2では若干のメンバー入れ替えがあります。
他に解説の分厚いブックレットが付いていますが中身は分かりません(汗)。
内容は素晴らしい、の一言!!。
存在は知っていましたがサド・メルの演奏、聴くのは実は初めてです(汗)。
CDでこの臨場感は凄い、これならアナログ盤の発売を是非やって貰いたいところです。
恐らく忘れた頃に発売されるのではないかと...。
タイミングを逸しなければ是非購入して楽しみたい。
このCDジャケはブックレットが一緒に3枚開きのジャケに収納されている為(サイズも通常のCDジャケよりも大きい)だと思うけれどCDの取出しが非常にし辛いのが気になったところです。
この点以外は申し分なし。
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