こりゃだめだ!!
最近ネットサーフィンをしていてある人のオーディオルーム完成の記事を目にしました。
人それぞれ嗜好が違うのは分かりますが何も大枚はたいてわざわざ空間のデッド化を図る必要はないだろうと正直思いました。
この人は最初から専用の部屋作りではない(リフォーム)ので困難なことも多かったと思いますが凝りに凝った結果がこれでは全うな第三者が見たらズッコケてしまうこと間違いなし!!。
こう言う人は音楽を聴いているのではなく(アーティストの魂籠った演奏・歌等が一切削ぎ落とされた無機質な音楽=)素の楽譜を聴いているのかとさえ思ってしまう。
この人のブログに掲載されている残響時間特性のデータはものの見事に低域から高域に掛けて略横一直線。
どこかで見たような...。
そうです!、所謂推奨モニタールーム並みのデータです(汗)。
少なくとも低域の残響時間は長くなければ音楽として全然楽しくない。
この人はモニタールーム(検聴室)並みのデータの部屋で何をチェックしようとしているのでしょうか(爆)。
音楽鑑賞している時、常に粗探しばかりしている人(弄る材料探し)は極めて少数派でしょう(そんなことばかりしている人って全然音楽を聴いていないと言うことだもんね、つまり音を聴いている)。
私は楽しくなければ音楽鑑賞ではないと思っている。
勿論中には暗い曲もあるでしょうがそれはそれなりに意味を見出して鑑賞しているので音楽としての楽しさに繋がっているのだと思う(ただ私自身はそう言う曲は余り聴きませんが...)。
今迄ネットで見掛けた中では下記の方々の部屋が超の付くルームだと思いました(汗)。
A県のDさんの超デッドルーム。
B県のEさんの超ライヴルーム。
そして今回↑のC県のFさんの超デッドルーム。
それぞれコストの掛け方は全然違うでしょうが行き着くところはどちらかと言うと(どちらが右か左かは分かりませんが)トドノツマリ行き過ぎ・やり過ぎと言うところでしょうか。
今迄飽きる程繰り返し言っていますが右も左もやり過ぎはダメで矢張り中庸がベストです(汗)。
以上素人の考え(=浅知恵=下手の考え休むに似たり)はいつも「帯に短し、襷に長し」を如実に物語っているようなモノで金を掛けただけの実は全然得られていない。
又プロだと言っても素人に毛の生えた程度で商売をして稼いでいる輩も多いのでこれらに引っ掛かって大金を巻き上げられて泣くに泣けないと憤慨している人は未だ正常な感覚の持ち主でそれがおかしいと思わない(思えない)レベルの人たちが寧ろ異常なのだが結果としてはそう言う部屋を多くの人たちが導入して喜んでいる事実を見て、変なのと感心しているところです。
ホンと一体何なのでしょうね~。
以上独り言でした。
追記
オーディオルームの完成は本来は「終わり」ではなくスタートです。
色々なモノが収まって来たら当然聴感上も変化が起こります。
だが余りにも(無節操に)部屋をやり過ぎると「過ぎたるは猶及ばざるが如し」の諺のようになってやり直しが利かなくなりホントに中途半端な「終わり」となってしまいますのでご注意あそばせ。
まぁ、それで本人が満足しているのであれば何も問題はありません(それが素人の素人たる所以ですから...)。
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