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2017年5月11日 (木)

ちあきなおみのアルバム

今日紹介するのはちあきなおみです。アルバムはちあきなおみ リサイタル(’74、’09)です。

これは1974年10月22日に東京・中野サンプラザで収録されたライブ盤。

ディスク1

1.私はこうして生きてきました - 松原史明、 森田公一

2.雨に濡れた慕情 - 吉田央、 鈴木淳

3.私という女 - なかにし礼、 鈴木淳

4.夜間飛行 - 吉田旺、 中村泰士

5.四つのお願い - 白鳥朝詠、 鈴木淳

6.イロケの歌 - 松原史明、 森田公一

7.帰らざる青春 HIER ENCORE - 松原史明、 シャルル・アズナヴール、 ハーバート・クレッツマー

8.新宿情話 - 猪又良、 船村徹

9.人生の並木路 - 佐藤惣之助、 古賀政男

10.命かれても - 鳥井実、 彩木雅夫

11.別れたあとで - 白鳥朝詠、 鈴木淳

12.うちへ帰るのがこわい J’AL PEUR DE REVENIR - 岩谷時子、JOHNNY HESSE

13.そっとおやすみ - クニ河内、 クニ河内

14.愛のフィナーレ - なかにし礼

15.ボン・ボヮヤージュ BON VOYAGE - 丸山明宏、DANNY SMALL

ディスク2

1.裏窓 BLUE PRELUDE - 山口洋子、 ジョー・ビショップ

2.かもめ - 寺山修司、 山木幸三郎

3.VA MON AMI VA - 松原史明、RAYMOND LEGRAND

4.ねえあんた - 松原史明、 森田公一

5.円舞曲(わるつ) - 阿久悠、 川口真

6.かなしみ模様 - 阿久悠、 川口真

7.船頭小唄 - 野口雨情、 中山晋平

8.劇場 - 吉田旺、 中村泰士

9.バラード - 松原史明

10.喝采 - 吉田旺、 中村泰士

ちあきなおみの芸能生活5周年を記念して開かれたこのリサイタルで新曲として披露されたのが、「ねぇあんた」、「イロケの歌」、そして「私はこうして生きてきました」の3曲。

「ねぇあんた」はその後もたびたびテレビ番組やコンサートで披露され、ちあきなおみの代表作となりました。

このリサイタルはちあきなおみにとって最初で最後のものとなった。

2000人収容できる大規模なホールで、伴奏(高橋達也と東京ユニオン)のバイオリン奏者だけでも60人もいたといいます。

ちあきなおみ本人がアコースティックギターを抱えて歌っている~ネット。

「イロケの歌」、思い切りのよさといい表現力が凄い。!

「裏窓」「かもめ」渋いですね~。何を歌っても自分の歌にしてしまっている。ジャズフィーリングはホンと素晴らしい。

「VA MON AMI VA」「ねえあんた」ではジーンとさせられてしまいます。

私がこのアルバムを買った理由は「ねぇあんた」をライブで歌ったモノを聴きたかったからです。

コンプリート盤に収録された同曲を聴いて私は凄い歌だなと思いました。色気が凄いし、説得力はあるし...。

後年の彼女はタンスでゴン!とか言うひょうきんなCMで人気だったこともあり私は余り関心を持っていませんでした。

引退後実力は凄い人なんだと改めて知り、遅まきながらヤフオクを通じて引退前のアルバム等を買い漁ったモノです。

で、この曲がこんなに前の曲だと言うことも知らなかったのです(;´Д`A ```。

それほど私はこの曲を始めて聴いた時物凄いインパクトを受けました。

今聴いてもとても新鮮です。

歌でちあきなおみのドラマを完成させている。これだけ曲調に応じて変幻自在に感情移入させて歌える歌手は今いないことだけは事実でしょう。残念ですが...。

歌の上手さを改めて思い知らされました。加えてバックの演奏陣の厚みが効果的で単なる歌謡ショーではないスケールと盛り上がりを醸し出しています。

買って損なし、駄曲なしの良いアルバムで彼女の魅力満載です。

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