壁ドン!!の巻
只今工事進行中?のある方の記事で見掛けました。
壁は(やはり)ドンが正解ですね。
これはTVドラマのシーンではありません(汗)。
オーディオルームの壁のお話です。
元はサーロジックのブログからの引用だそうですがげんこつによる打音の違いはと言うと
①4寸柱・・・「ボーン、ボーン」と梁を伝わって反対側の柱まで響きました。
②8寸柱・・・「ボン!」と少し尾を引きます。
③12寸・16寸柱・・・「ドン!」と叩いたところだけ。
と言うことのようです。
大抵のオーディオルームは①が多く中には頑張って②もあるかな、位でしょうか。
リスニングルーム設計で、元テクニクス石井式との最大の違いはこの壁強度設計を取り入れたのがサーロジック式、そうでないのが石井式のようです。
村田さんによると、石井式の1/10モデルでの解析は定在波、フラッタエコー、残響時間の計算は出来ても、壁のブーミングまでは再現出来ないからだそうです。
巷には多くの方が石井式を取り入れているようですが当時から私は壁の交互に反射・吸音ゾーン(しかも左右非対称・・・あり得ない)を設けた単純な設計で(シミュレーションしても)まともな音響空間が出来る訳がないと懐疑的だったので異を唱えていましたがまさに「壁ドン」がコントロール出来ていないと言うことのようですね。
道理でその当時から石井式で作った人から村田さんへ壁パネル等でルームチューニングして欲しいと言う依頼が引きも切らなかった訳ですね。
もうひとつのNT紡の部屋は逆にデッド過ぎてこれまた全くお話にならない(まさに昔のモニタールーム仕様で音楽が楽しくない・つまらない)。
NT紡によると壁の丸棒は森をイメージしているとのことだが本来、森は建物の外にあるのが普通です(それを室内に作るなど以ての外)。
だから森は木々の反射・拡散によって音を自然減衰させてくれます。
ましてや天井の布は高域吸収するだけで最悪です。
これからオーディオルームを検討する方はくれぐれも↑の点を良く理解・検討の上依頼されるべきです。
そして実行に移す時までに充分検討を重ね己の立ち位置を決定していることが必要です。
建築が始まったら途中であれこれ次から次へと他から意見を聞くなどしないこと。
支離滅裂になり一貫性に欠け依頼された方が大変やり難くなるし工期もドンドン遅れ大工さん(⇒次の仕事の遣り繰りに困る)にも迷惑を掛けるだけです。
業者は数多くあれどまともなひとは村田さん以外にはいないようですね。
他は「帯に短し襷に長し」です。
以上独り言でした。
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