« 都はるみのアルバム | トップページ | 伊豆爺徘徊記(5.30) »

2018年5月30日 (水)

システム見直し急転直下の巻!!

表題の件、当初は今年中にSP(4365)を導入する予定でしたが今のところ巷では手放す人がいないようで(中古市場でも)見られません(汗)。

そんな今日この頃先日ダイナの厚木店長さんから耳寄りな情報のメールが届きました。

でもこの時点では未だSPに執着していたので導入するとしてもプライオリティとしては後のことでした。

何日か放っておいたのですがどんなモノかもう少し詳しく知りたくなり気が付いたらメールをしていました(汗)。

で、内容ですが未だネットを見ても導入事例が余りないようで見付かりませんので益々山の中の仙人暮らしの身にはチンプンカンプンなのです。

ネタばらしをするとLINNのURIKA2(’18.2月発売)のことです。

これはデジタルフォノイコです。

何ぃー、アナログのフォノイコをデジタルでだとー、年寄りの私には一瞬そう思えました。

でも(後日厚木さんから電話があり)説明を聞く内フォノイコの役割を理解すると従来通りにアナログでやろうとすると結局乗り越えられない壁があることが分かりました。

デジタルだからこそ出来る領域があるのですね。

デジタルだから何でもダメと決め付けてはいけません。

従来のアナログフォノイコだとLとCでやる以上RIAAカーブの問題でも精度が低いのだそうです。

ましてやセパレーションに至ってはアナログでは急峻な処置が出来ないので全然ダメです。

例えが適切かどうか分かりませんが我が家のサーロジック製のSWはデジタル処理されているのでSPが前後にボコボコ変に動く様なことはありません(だから音はしません)。

このデジタルフォノイコで鳴らすと同じようにウーファーが動かないのだそうです。

サーロジック製のSWはデジタル処理の急峻なカーブなので近接の帯域と被りません(アナログ処理ではこうは行きません、だから直近の低域が被ってあってはならない低音増強と言うことになってしまう・・・SWの使命は聴こえない超低域の付加です)。

つまり余計な動きがないので音は軽やか・爽やかで実にシャープなのだそうです。

LINNはLP12を世に出して既に40年以上になりますがついに他のアンプメーカーがやらなかった・出来なかったデジタルフォノイコまで作ってしまったと言う訳です。

因みに前作のURIKAはアナログ仕様です。

ですから2へのバージョンアップは(中味がまるで違うので)出来ないのだそうです。

と素晴らしい製品が発売されたのは良いのですがこれをやる為には順番がありましてどうしたモノかとそれが頭痛の種でした。

と言うのは我が家のプリはLP・CD等のパッケージソフトを聴く為だけのAKURATE KONTROL/K(’12/11導入)でネットワーク機能は一切ありません(従ってDSMへのバージョンアップも出来ません)のでいきなりURIKA2を導入しても何ら役に立たないのです。

つまりURIKA2を利用する為にはEXAKT端子(ネットワーク機能)が必要になります。

先ずはネットワーク系のAKURATE DS/K(中古)を買ってDSMにバージョンアップ(4~5ヶ月掛かる)、そしてその後にRADIKAL-AK(LP12の電源)とURIKA2のLP12への搭載を考えていました。

URIKA2はLP12の底に搭載するのでフォノケーブルが最短使用出来、理想の近接設置が可能になります。

AKURATE DSMへの接続はLAN(EXAKT)端子を使うのでアナログと雖も最早ネットワークです。

と言うように顔の前に美味しい餌をぶら下げられたのでは指を咥えて黙っている訳には行きません。

と悩んでいたところへ又してもメールで素晴らしいご提案を頂きました。

で、この提案に納得しシステム変更のプライオリティを急転直下、変更・決定した次第です。

年金暮らしですのでコスト的には一度に出来るレベルではありませんので2度に分けて実施することにしました。

1.まずはURIKA2導入の為の事前準備としてAKURATE DSMの購入(何でも近く大幅値上げがあるそうなのでその前に現用品の新品購入)です。

所有のAKURATE KONTOROL/Kを下取りしてコストの補填をします。

2.次いでRADIKAL-AK(LP12の電源)とURIKA2の購入。

これを実行する際はLINGO(LP12の電源(’06/1導入))と現用のフォノイコ UPHORIK(’15/10導入)を下取りしてコストの補填をします。

なお今後電音ギアドライブはAKURATE DSM内臓のフォノイコを利用して楽しむことになります。

尤も厚木さんのお話によるとモノラルもそのままステレオで掛けても今までとは次元の違った音が楽しめると言うことだそうですが、内臓のフォノイコが利用出来るのであれば選択肢が増える訳で何よりです(盤の状態にもよるし、何よりも電音のギアドライブの魅力断ち難しなのです)。

一方SPはこの先も勿論ターゲットは代えずに4365狙いを続行します。

さてこの始動は果たしていつになるのかな...。

追記

<期待される効果>

入口の変化がもたらす効果はLP全体に作用し、特に超低音領域の安定感がもたらすサウンドステージと空気感は天井の高い空間で生かされると思います、とのことです。

これは私が今まで持ち続けてきた入口・上流重視の考え方にも合致することなので意を強くした次第です。

尤も最終的にはSP導入後にならないと真価は発揮しないかも...(何れにしても今から楽しみです)。

| |

« 都はるみのアルバム | トップページ | 伊豆爺徘徊記(5.30) »

オーディオ関連」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 都はるみのアルバム | トップページ | 伊豆爺徘徊記(5.30) »