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2018年10月25日 (木)

SS誌(NO.208)の記事を見て...

久し振りにSS誌を読みました。

今年の秋号(NO.208)です。

気になった記事とは...。

オーディオ評論家Y氏がオーディオファイルを訪問した記事です。

中身は豪華のひとことに尽きる部屋とシステム群です。

これはこの本のお約束ごとですから今更凡人にレベルを合わせてくれなどと言っても始まりませんね。

このオーディオファイルがオーディオ変遷後に辿り着いたSPがこの当時お住まいの部屋に入れても実力を発揮することは難しいだろうと判断され、このSPに合わせて改めて家を新築されたとのことです。

確かにSP(H:1.7m、W:300kg超)は大きくて通常の天井高ではやや荷が重い感じになりそうです。

と言うことで完成したお部屋にオーディオ評論家Y氏が訪問したと言うことです。

そこには良く見掛ける「柱状拡散体」と称する木製ポール群が嵌め込んでありました。

でもこのオーディオファイルはこのメーカーの試聴室にも行ってこの柱状拡散体の面積が広くなり過ぎると音の個性がなくなってしまうように感じられたとのこと。

と言うことで個人の判断で壁の前後に少量だけセットされたようです。

なおオーディオ評論家Y氏もこの試聴室に行った際同じように思われたそうで皆さん往々にして直ぐに信じ込んでしまうケースが多い中きちんと判断出来る人がいること(当たり前のことですが...)を知って何故かホッとしましました。

私が思うに何も大金注ぎ込んでわざわざ空間をデッドにすることはないだろうと言うことです。

デッドにすればする程音楽は死にます。

音楽を聴く部屋はモニタールームとは目的が違うと言うことを頭に叩き込んで欲しいですね。

尤もそのモニタールームも最近はライヴ調のモノが増えているとのことですよ。

あの試聴室は大昔のモニタールームの幻聴に囚われて設計しているのかもね(であるなら発想が古過ぎる)。

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