1回路⇒1機器の巻
ネットで下記コメントを見ました。
それによると
分電盤から8回路 16コンセント口に別に屋内配線
その上で
1コンセントー1機器を基本に屋内配線
とありました。
これは確かに1コンセントー1機器ですが大元の回路から見ると1回路⇒2機器(1回路2コンセントですから)になりますから(接点が増えるので当然歪も増えることでしょう)1回路⇒1機器とは似て非なるモノですね。
これは所謂たこ足配線の一歩手前の状態になる訳で歪を減らし音質を極めようとしている方にとってはやや片手落ちのような気がしました(本人が納得していれば何の問題もないが...)。
上流を遡れば同じ経路で沢山の家庭(+大型店・工場等)が繋がっているのでマイトランスにしようとノイズは完全に遮断出来ないのでこの程度(1回路⇒2機器)は目くそ鼻くそのレベルでしょうが...。
そもそも我が家は歪なぞ完全に除去出来るなどと考えたことがないのでマイトランスは無論採用していません(と言うか山の中で高圧線自体が来ていないのでやろうにも設置資格そのモノがありませんでした(汗))。
元々別荘と言うことで建てた家だったので当時は全然気にしていなかった訳です。
が住んでみて分かったのは引き込み線が細く電圧維持が不十分なことに気が付き東電に交渉、数年掛けて2度に亘って1週間単位で計測を行って貰い最終的に38sq線を引き電圧の安定化を図って貰いました。
何せ最初の段階では8sqですからドロップが半端ではありませんでした。
で、14sqに格上げして貰いましたが↑の計測で未だ不十分なことが判明した為東電の計らいで22sqを飛ばして一気に38sqまで格上げして貰った訳です(通常の契約ではこれは無理なことです)。
で我が家の分電盤は100vと200vを別々に設置(一つのボックス内で混在すると影響し合う)し極力相互干渉を避けています。
と言うことで100vは10回路、200vは6回で設置しました(未だ若干の余裕あり)・・・当初は100vが主流でしたが最終的(目標レベル)には200vが主流になります(LINN機器が200v対応ですから)。
私は元々歪にはおおらか(どんなことをしても一方的に良くなることはない・・・何をやっても必ずトレードオフを伴う)なので電圧さえ電力会社の基準内に入っていて極端なドロップさえなければ良いと思っています...。
勿論オーディオに関してはコンセントは一切使用していません(接点を極力減らしたい為)。
と言うことで現状電源に関しては出来ることはやったつもりなので何も不満はありません。・・・全て根岸さんに感謝・感謝です(勿論分電盤内の各所の止めネジはチタンネジを多用・・・もう11年前のことなので一昔前ですね)。
追記
「歪は悪」であると言い過ぎると何も出来ません。
そもそもすべからくこの世は歪だらけなのです。
歪を取り除く職業もある、中でも本来その最たるモノは政治家だと思うけれど現実はこの人種そのモノが殆どの場合真逆で世の中に歪を撒き散らしている実態にはホンと呆れてモノも言えません。
こう言った状況の中で歪・歪と騒いでいたらとてもじゃないけれど生きてはいけない(汗)。
勿論大好きなオーディオも楽しめない、音を聴いてアーダ、コーダと言うのではなく歪が混ざっていようとも音楽を心から楽しめる(つまり清濁併せ呑む)ようなレベルに私はなりたい...。
以上独り言でした。
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