今日紹介するのは弘田三枝子です。アルバムはYESTERDAY ONCE MORE(’74)です。
このアルバムは4CH盤も出ているのですね。
Ⅰ
1.YESTERDAY ONCE MORE
2.KILLING ME SOFTLY WITH HIS SONG(やさしく歌って)
3.HALF・BREED
4.FOR THE PEACE OF ALL MANKIND(落葉のコンチェルト)
5.TOUCH ME IN THE MORNING
Ⅱ
1.YOU’RE SO VAIN(うつろな愛)
2.GET DOWN
3.SING
4.SUPERSTITION(迷信)
5.IT NEVER RAINS IN SOUTHERN CALIFORNIA(カリフォルニアの青い空)
弘田はこづらにくい歌手だ。それは初めから悪びれず、自信を持って堂々と歌っていた。
その意味でこづらにくい歌手だと言ったのである。
こうした感想を持った歌手には他に美空ひばりがいる。
ひばりも小さい頃からハラハラさせるような歌い方はしなかった。
ただ弘田は何でもこなせる器用さが却って進む方向を不安定なものにしてしまった嫌いはある~ライナー・ノーツ。
YESTERDAY ONCE MOREはカーペンターズの’73の大ヒット。三枝子の低音がもの凄く魅力を発揮している。
KILLING ME SOFTLY WITH HIS SONG(やさしく歌って)はロバータ・フラックの歌で’73のヒット曲。
低音の色気と高音の若さが上手い配合で表現されている。
HALF・BREED、シェールの歌で’73のヒット。
FOR THE PEACE OF ALL MANKIND(落葉のコンチェルト)はアルバート・ハモンドの’73のヒット。
TOUCH ME IN THE MORNINGはダイアナ・ロスの’73のヒット。
YOU’RE SO VAIN(うつろな愛)はカーリー・サイモンの曲。’72から人気を上げて来たアルバム「ノー・シークレッツ」の収録曲。エレキギターが悲しい叫びを上げて三枝子の歌を盛り上げている。
GET DOWNはギルバート・オサリバンの’73のヒット。
SINGはカーペンターズの’73のヒット。
三枝子の低い歌声が生かされている。
SUPERSTITION(迷信)はスティービー・ワンダーの’73のヒット。
IT NEVER RAINS IN SOUTHERN CALIFORNIA(カリフォルニアの青い空)はアルバート・ハモンドの’73のヒット。
弘田の歌唱力は当時美空ひばりを抜いて「日本女性歌手史上最高の歌唱力」とも評されていた。~ネット・・・これは知りませんでした。
素晴らしいアルバムです。
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