今日紹介するのはSTAN GETZです。アルバムはLIVE AT VILAGE GATE(’61、’19)です。
これは3枚組の発掘盤です。
人気サックス奏者スタン・ゲッツの完全未発表ライヴ音源が、録音から58年の時を経て発表!。
1961年11月にニューヨークのジャズ・クラブ「ヴィレッジ・ゲイト」にレギュラー・カルテットを率いて出演した際の音源を15曲収録。
スティーヴ・キューン(p)~ジョン・ネヴェス(b)~ロイ・ヘインズ(ds)のカルテット編成での録音が世に出るのは今回が初めて。
翌年以降、『ジャズ・サンバ』や『ゲッツ/ジルベルト』とボサ・ノヴァの大ヒット作を録音するゲッツですが、ここでは有名スタンダードやジャズマン・オリジナルを素材に、生来のスウィンガーとして縦横無尽なソロを繰り広げています。
音質も正規録音といってなんら遜色のない鮮明なサウンド。ジャズ・ジャイアンツの未発表音源を次々に発表しているレゾナンス・レコードと、ヴァーヴ・レーベルとの共同プロジェクト~ネット。
Ⅰ
A
1.ANNOUNCEMENT BY CHIP MONCK
2.IT’S ALRIGHT WITH ME(COLE PORTER)
3.WILDWOOD(GIGI GRYCE)
4.WHEN THE SUN COMES OUT(HAROLD ARLENーTED KOEHLER)
B
1.IMPRESSIONS(JOHN COLTRANE)
2.AIREGIN(SONNY ROLLINS)
Ⅱ
A
1.LIKE SOMEONE IN LOVE(JIMMY VAN HEUSENーJOHNNY BURKE)
2.WOODY ’N YOU(DIZZY GILLESPIE)
3.BLUES(STAN GETZ)1-WHERE DO YOU GO(ALEC WILDERーARNOLD SUNDGAARD)
B
1.WHERE DO YOU GO?
2.YESTERDAY’S GARDENIAS(DICK ROBERTSON)
3.STELLA BY STARLIGHT(VICTOR YOUNG-NED WASHINGTON)
Ⅲ
A
1.IT’S YOU OR NO ONE(JULE STINE-SAMMY CAHN)
2.SPRING CAN REALLY HANG YOU UP THE MOST(TOMMY WOLF-FRAN LANDESMAN)
B
1.52ND STREET THEME(THELONIOUS MONK)
2.JUMPIN’ WITH SYMPHONY SID(LESTER YOUNG-KING PLEASURE)
しみじみと味わい深くかつ熱い演奏がライヴ会場の聴衆を高揚させ一体になって盛り上がる様が実に良く伝わって来ます。
↑の通り音質面では正規録音と言って何ら遜色のないモノなので良くぞ発掘してくれたと言いたい。
実に素晴らしいアルバムです。
買って良かった。
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