GREAT3のアルバム
今日紹介するのはGREAT3です。アルバムはSTRAIGHT、NO CHASER~LIVE SESSIONS 1994(’94,’21)です。
メンバーは菊地雅章(p)、GARY PEACOCK(b) 富樫雅彦(per)です。
[録音] 及川公生@新宿PIT INN 1994年3月29日
“フリーにしてフリーに非ず”(悠雅彦)
鮮烈に蘇るスタンダード曲を中心に収録、HS-DATで捉えた1994年新宿ピットインでの高音質ライブ音源が遂に初LP化で登場!
■Great 3:菊地雅章= ゲイリー・ピーコック= 富樫雅彦が22年振りに再会した1994 年の貴重な演奏。
スタジオ録音に先駆けて新宿PIT INNで演奏された演奏から3曲をピックアップ。
アナログファンの熱い要望に応えて初めてLP化が実現した。
■昨年(2020年)ゲイリー・ピーコック(b)が逝去、全員が故人となりましたが、オリジナルリリースは1994年に「Aeolus」レーベルから発売された作品。
オーディオメーカーのパイオニアが当時発売していた「HS-DAT プレーヤー」の販促の一環として企画されたアルバム。
HS-DAT は倍速の96kHz のサンプリングレートで録音可能で高音質の録音、再生が可能。
レコーディングエンジニアは一発どりで有名な及川公生氏。
■本作はオリジナル音源をHDD にトランスファーして大切に保存されていたマスターをキング関口台スタジオで最新リマスタリング。
当時の素晴らしい演奏とサウンドが甦った。
■LP化にあたってはアナログレコード最盛期にドイツ、ノイマン社で製造されたカッティングシステムを使用。
カッティングエンジニアは北村勝敏氏(MIXER'S LAB)。
■ライブ・セッション1994は、スタジオ録音の数日前にリハーサルを兼ねてピットインで収録された貴重な音源。
「テネシー・ワルツ」「ストレート、ノー・チェイサー」の人気曲の他、菊地のヒット曲でもある「リトル・アビ」を収録している。
張り詰めた緊張感が手に取るようにわかる名録音、名演奏である。
■本作は当時この作品を手がけた稲岡邦彌氏のレーベル“Nadja21”からの発売~ネット。
A
1.TENNESSEE WALTZ((Redd Stewart, Pee Wee King)
2.LITTLE ABI(Masabumi Kikuchi)
B
3.STRAIGHT、NO CHASER(Thelonious Monk)
静まり返った会場の中で緊張感漂うトリオの演奏。
今では全てが故人となったトリオのメンバー、聴きたくても聴くことが出来ない貴重なライヴです。
中でも私が一番聴きたい人は勿論GARY PEACOCKです。
分厚くて力強い演奏が楽しめます。買って良かった。
これは◎。
| 固定リンク | 0
コメント