ZAZのアルバム
今日紹介するのは ZAZです。アルバムはISA(’21)です。
これは2枚組です(独盤)。
このアルバム何と発売時期が7回も延びました(汗)。
■ 全世界で400万枚以上のアルバム・セールスを記録し、ワールドワイドに活躍するフランス人シンガーZAZ(ザーズ)。
その彼女が待望のニュー・アルバム『ISA』 をリリースする。
前作『EFFET MIROIR / エフェ・ミロワール ~心、重ねて~』(2018年リリース)より約3年ぶり、5枚目となるスタジオ・アルバムは、2020年春、フランスがロックダウンとなっている最中で作り始めたという。
■ 新作のタイトル『ISA(イザ)』は、ZAZの本名<Isabel Geffroy・イザベル・ジュフロワ>から由来しており、本作が彼女にとってパーソナルなアルバムになることを示唆している。
様々な場所で楽曲をレコーディングしたのは、スタジオからのプレッシャーから解放され、アルバムに収録されている曲に相応しいヴォーカルの道筋を探すためでもあったという。
■ アルバムからの先行シングルとなるのは「Imagine」。
この曲について、ZAZは次のようにコメントしている。
「とっても希望に満ちたタイトルにしたかったの。人生をどう生きるか、ってことを歌っている。社会や人間関係の恐怖に屈服せず、自分を信じ抜き、自分自身に対してまっすぐでありたいと思っているわ。私たちは強くあるべきなの、恐怖に沈んではならない。この世界をよりよくしたいのならば、私たちは自分たちのことをもっと気にしなければならない。とっても時間がかかると思うけど、スタートしなければ前進する可能性はないから」さらに彼女はこうも続ける。
「もっとスウィートな世界になれば、というのが、私がこの曲で伝えたかったメッセージ。この曲は特別な誰かの為だけではなくて、私が愛する、そして目的を共有している人たち全員にむけたものなの。良いものを良いものにすること。機能する社会を形作ること。そういうことを私たちは望むべきなのよ」そしてこう自身の視点について説明している。
「今こそアクションをおこさなければならないと未だに討論している段階にいるってこと、それは悲しいことだわ。子供たちの世代に残していくべきものとは何だろうって。教育や環境についての根深い問題について私たちは常に問いを突き付けられているの。この楽曲(Imagine)は希望の歌。物事に対する視点を提起している。もうアクションを起こしている人たちは沢山いるから。私たちは自分たちに対して嘘偽りなく、幸福で満ち足りたいのであらば、それは世界規模で考えられるべきプロジェクトなの」
■ まっすぐ前を見続けているZAZ。人のために歌ってきた彼女が、自身の名を付けた最新作『ISA』でようやく自分自身の物語を語り、彼女の愛する人、そして自分が心動かされるものについて語ろうとしているのだ~ネット。
ディスク 1
A
1.LES JOURS HEUREUX
2.IMAGINE
3.DE COULEURS VIVES
B
1.CE QUE TU ES DANS MA VIE
2.LAーHAUT
3.IL FAUT QU’ON SE DONNE
ディスク 2
C
1.EXISTER
2.A PERTE DE RUE
3.COMME TU VOUDRAS
4.AVEC SON FRERE
D
1.LE JARDIN DES JARMES(feat. Till Lindemann)
2.LE CHANt DES GRIVES
3.ET LE RESTE
いつ聴いても彼女独特の声と伸びやかな歌唱は堪りません。
フランス語の響きは英語よりも感情が籠って聴こえる感じがするので私は好きです。
このアルバムは待たされた甲斐のある内容でした。
勿論これは◎。
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