MAYAのアルバム
今日紹介するのはMAYAです。アルバムはBILLIE(’22)です。
MAYA自身が主宰するレーベル“AMBIVALENCE”第2弾は、ビリー・ホリデイに捧ぐセルフプロデュース作品。
ジャズを唄うMAYA。これぞ彼女の真骨頂だ。
2インチテープ・ヴィンテージ機器による高音質アナログ録音。
口先や外見ではなく、心で歌い、心情を吐露するシンガー、MAYA。
この新作にはビリー・ホリデイの魂が色濃く投影されています。
諦め、虚しさ、寂寥。
これらは、ひとを、静かで、優しく、美しい人間にする。
私の中のビリー・ホリデイに捧ぐ。・・・MAYA
実は、私も10代の頃、両親の決別から母と2人で生きることとなり、波乱な日々を乗り越えてきた過去があります。
詳細は控えさせていただきますが、父の存在を無くして生きるという覚悟でこれまでの日々をお互いに助け合って生きてきました。
ジャズシンガーとしてのビリー・ホリデイを知れば知るほど、心情的に重なる部分があり、いつしか彼女は自分にとって特別な存在となったのです。
決して口先だけで歌わない、魂の叫びのような真の説得力のある歌を聴く人に届ける。
ビリー・ホリデイのスタイルであり、それは私の目指している歌手としてのスタイルでもあります。
それゆえ、私の中のビリー・ホリデイを歌いたいと思ったのです。・・・MAYA
A
1.WHAT A LITTLE MOONLIGHT CAN DO
2.YOU’VE CHANGED
3. FEELING GOOD
4.DO YOU KNOW WHAT IT MEANS TO MISS NEW ORLEANS?
5.GUILTY
B
1.LOVER COME BACK TO ME
2.LEFT ALONE
3.DID I REMEMBER?
4.I’LL BE SEEING YOU
5.GOOD MORNING HEARTACHE
彼女のアルバムは2枚目です。
これはたまたま別のネット記事を検索していてその中で紹介されていました。
アマゾンの出品者で2件在庫があったので予定していてその後見たらそれが売れてしまったとの案内がありましたのでこれは不味いと言うことで最後の1枚を速攻で注文。
無事にゲット出来たと言う訳です。
早速聴いて見ると
期待を裏切らない地に足の着いた腰の太い切れのある演奏とヴォーカルです。
これは最近では珍しい流石アナログ録音の賜物と言えるでしょう。
彼女のボーカルが実に見事です。
まさに残りものには福あり、と言う結果になりました。
これはホンと良かった。
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