チョン・キョンファ(KYUNG-WHA CHUNG)のアルバム
今日紹介するのはチョン・キョンファです。アルバムはベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲、ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番(’92、’22)です。
チョン・キョンファとテンシュテットによる共演名盤が、アナログLP盤で初発売。
ベートーヴェンの録音は、チョン・キョン=ファのたっての希望で実現したものであり、ソロヴァイオリンの溌剌とした艶やかな響きと音色、覇気のある音の追い方に表われ、ライヴならではの自由性を纏いながら良く謳っています。
さらに無駄を排した透徹したヴァイオリンの音色。精神的に高められ、彼女ならではの信念に満ちた音色がこの録音から立ちのぼっています。
聴いていても身が引き締まるような格調高い演奏は、熾烈さと静寂を併せ持ち結実させています。
ブルッフもドラマティックな展開部、切なさと、最終楽章での高揚感…名技を凝らした名演です。
今回、この名盤を、数量限定生産 180gアナログ盤で初発売!~ネット。
【演奏】
チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
クラウス・テンシュテット(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団[ベートーヴェン]
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団[ブルッフ]
【録音】
XI & XII.1989, Concertgebouw, Amsterdam (Live)[ベートーヴェン]
V.1990, No. 1 Studio, Abbey Road, London[ブルッフ]
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
[SideA]I. Allegro ma non troppo
[SideB]II. Larghetto - III. Rondo. Allegro
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調Op.26
[SideC]I. Prelude. Allegro moderato – II. Adagio
[SideD]III. Finale. Allegro energico
彼女のアルバムは初めてです。
彼女のヴァイオリンは有名なので私もやっとこのタイミング(システムが一応のレベルになった)で聴いて見たいと思った次第です。
クラシックの良さに付いては全く不案内ですので演奏のエネルギッシュさ・音色の美しさ等感じたことを書いておきます。
ハッキリ言って漸くヴァイオリンの響きの良さを楽しめるレベルに来たのかなと思いました。
今迄はどうしても後一歩足りない何かモヤモヤとした感じを禁じ得ませんでした。
やはりトータルで整って来ると何を聴いても良くなると言うことですね。
良く分かりました。
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