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2022年8月13日 (土)

SCOTT HAMILTONのアルバム

今日紹介するのはSCOTT HAMILTONです。アルバムはLIVE AT MUSEO PIAGGIO(’20)です。

これは2枚組です。

巨匠スコット・ハミルトンがパオロ・ビッロのピアノ・トリオと組んだカルテットの「ライヴ・アット・ムゼオ・ピアッジオ」が、アメリカ製(Quality Record Pressings)の超高品質限定プレスLP2枚組セットとなってリリース!

Foneレーベルのオーナーでありレコーディング・エンジニアでもあるジュリオ・チェーザレ・リッチがこだわる、「編集なし。録音されたすべてのトラックは演奏されたそのままの状態で聴こえる」というポリシーはこのライヴ録音でも徹底され、リスナーは自宅のハイファイ・システムで、まるでコンサートに参加しているかのようなライヴ感を再び味わえるように作られています(真空管システムで録音)。

スコット・ハミルトンの滋味に溢れたふくよかな音色、繊細な息遣いや悠々とした歌いまわしが、会場の拍手や歓声も含めてリアルに刻まれています~ネット。

ディスク 1 

1.IF I WERE A BELL(Frank Loesser)

2.WHEN THE SUN COMES OUT (Harold Arlen - Ted Koehler)

1.GROOVIN’ HIGH(Dizzy Gillespie)

2.ANOS DOURADOS(Antonio Carlos Jobim)

ディスク 2

1.WRAP YOUR TROUBLES IN DREAMS(Harry Barris - Ted Koehler - Billy Moll)

2.CHEROKEE (Ray Noble)

1.IF YOU COULD SEE ME NOW(Tadd Dameron)

2.TINY’S BLUES (Tiny Kahn)

3.MEGLIO STASERA(Henry Mancinのi)

4.PURE IMAGINATION(Anthony Newley - Leslie Bricusse)

生演奏を聴いているような錯覚を覚えます。

これは出色の出来栄えのアルバムです(価格も高かったけれど)。

スコット・ハミルトンのsxは豪快にブロウすると言うよりは愛でるような音色です。

しっとりとしているけれど抜け感は堪らなく良い。

温かみのある音色はやはり真空管システムの為せる業だろう(勿論真空管のふくよかさだけが強調されることはなく切れ味も大変鋭い)。

良い意味で徹底したサウンドの追及がこう言うサウンドを作り上げることに成功した例だと思いました。

これは貴重で大変良いアルバムです。

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