大塚博堂のアルバム
今日紹介するのは大塚博堂です。アルバムは感傷(’80~’81)です。
これは彼のラスト・アルバムです。
録音が終わって4ヵ月後の5月に亡くなっています。
死期を予感したかどうかは定かではありませんが、今までの感じとは少し違い「帯」に書いてあるように全精力を投入した様子が歌を聴くことで良く分かります。
この後も追悼盤等はありますがこれが正真正銘の最期のアルバムです。
Ⅰ
1.春は横顔
2.トマト・ジュースで追いかえすのかい
3.処女よ
4.林檎の皮
5.最初の微笑
Ⅱ
1.私の愛は間違いじゃない
2.ミセス・ホワイトに伝えて
3.たそがれ
4.センチメンタルな私小説
5.ムキになるなよお嬢さん
このアルバムは全曲、阿久悠の作詞です。
歯切れが良くとても30年前の作品とは思えません。充分新鮮で素晴らしい作品です。
普段より幾分高揚した感じで一気に走り過ぎた感じがするのは私だけでしょうか。
迫力が凄い、こう言うアルバムを聴くと今の重量盤の意味は??。それ程に音楽そのものが迸っている!!。
日本人歌手では頭ひとつ抜けた存在であると私は思っています。
改めてご冥福をお祈りしますm(_ _)m。
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