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2023年4月22日 (土)

PHAROAH SANDERSのアルバム

今日紹介するのはPHAROAH SANDERSです。アルバムはLIVE(’82)です。

メンバーはPHAROAH SANDERS(ts)、JOHN HICKS(p)、WALTER BOKKER(b)、IDRIS MUHAMMAD(ds)です。

1982年4月19日(LAのメイドゥン・ヴォエージ)と20日(サンタ・クルスのクゥンバ・ジャズ・センター)におけるライヴ演奏を収録したファラオ・サンダースの代表作。

テレサ原盤のファラオに外れなしだが、なかでも本作は圧倒的なパワーで吹きまくる怒濤(どとう)の演奏に脳天を直撃される白熱のライヴ盤だ。

編成はジョン・ヒックス、ウォルター・ブッカー、アイドリース・ムハマッドを伴ったワンホーン・クァルテット。

1曲目からエネルギー全開で飛ばすファラオの熱く逞しいブロウは、まるでコルトレーンが乗り移ったかのようで、思わず背筋がゾクゾクしてくる。

後年の枯れたファラオもそれなりに魅力だけど、やはりこういう具合に猪突猛進というか、ガムシャラに突き進むところにファラオの魅力があるわけで、そういう意味ではまさに真価と本領を発揮した演奏といっていい。

加えてライヴの臨場感をたっぷり味わえるのも本作の魅力だ。

曲はスタンダード1曲を除いてすべてオリジナル~ネット。

1.YOU’VE GOT TO HAVE FREEDAM

2.EASY TO REMEMBER

1.BLUES FOR SANTA CRUZ

2.PHAROBMA

今頃になってTHERESA盤のオリジナルが手に入りました(未開封)・・・ちょっと高かったけれど。

価格は別にしてこの演奏は確かに凄まじい。

熱く逞しい魂の籠った演奏はLPだけれど本物のライヴで聴いている感じです。

これはまさにお買い得な逸品と相成りました。

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