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2023年5月25日 (木)

HANK JONESのアルバム

今日紹介するのはHANK JONESです。アルバムはラストライブ盤のJAM AT BASIE(’10)です。

09.8.14~15に掛けての一関のジャズ・スポット”ベイシー”でのライブ録音です。

「ベイシー」40周年記念企画として収録されたモノです。

LPは同時に初回限定生産として発売された。私は最後のチャンスなのでCDと両方購入しました。

LPは6曲のみです。因みにCDは10曲収録されています。差があるのは収録時間の制限によるモノなので仕方がありませんね。

Img_34201

メンバーはHANK JONES(p)、DAVID WONG(b)、LEE PEARSON(ds)、RAYMOND MCMORRIN(ts)です。

1.COOL STRUTTIN’(*1)

2.COTTON TAIL

3.SUMMERTIME

4.HAVE YOU MET MISS JONES?(*2)

5.ROAD SONG

6.IN A SENTIMENTAL MOOD(*3)

7.MERCY、MERCY、MERCY(*4)

8.TWISTED BKUES(*5)

9.MOOSE THE MOOCH(*6)

10.BLUE MONK

以上はCD収録曲一覧です。内LP収録曲は曲の後に(*)を付けました。*1~*3がⅠ面、*4~*6がⅡ面です。

この録音はアナログ一発録音です。

テープはAMPEX 456のハーフ・インチ・アナログ・テープ(この企画は入手困難なこのテープを探すことから始まった)。

テレコはSTUDER A-820を2台とDOLBY SR等と共にレコーディング・モービル(NEVEコンソール33609搭載)に持ち込んだ。

余裕含みの3曲ずつの収録が音にも反映されているのが良く分かります。

矢張り何から何まで音の佇まいが違うような気がする。

どしっと地に足の付いた演奏に加えハンクのピアノはコロコロ転がるように軽やかです。名演かどうかは分かりませんが彼のラストライブだし私は大切に保管、たまに聴いて行きたいと思います。

普段はCDで良い。

ひと言

ベイシーの環境はそのひと時のライブとしては盛り上がって良かったでしょうが録音会場としてはどうでしょうかね~。

音も今一スカッとせず抜けが悪く、迫力に乏しい。

会場に比して観客の多さがミスマッチ(美味しいところを吸われている感じ)となって音に現れているようだ。

この前後に聴いた日々のアルバムの方が余程良いモノが沢山あった。

これ(LP+CD)は記念盤と割り切っています。

ともあれこんなLPでも恐らく今後欲しいと言っても入手は無理でしょうね。

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