リハビリ奮闘記
コルセットの出来上がり(2/8)以降直ぐに先ずベッドから降りて2本足で立って左右交互に足踏みをすることから始めました(リハビリ担当の先生の指示)。
これは簡単なようですがふら付いて中々上手く行かない(以前の自分だったらこんな簡単なことがと思いますがそれが出来ないのが現実なのです。実に歯痒い)。
特に昔から痛めている左足は全然持ち上げられない。
自分の足をこんなに動かせないとは全く信じられませんでした。
これが最初の印象です。
そこから少しずつやって行って足の上下運動が出来るようになってから漸く車椅子でリハビリ教室に移動です。
ここでも平行棒を使っての移動からスタートです。
足の前への踏み出しが怖くて出来ない。
何とか出来るようになると今度は庭の階段を見立てて簡単なブロック(3段・・・10㎝刻み)での昇降です。
少し出来るようになると庭の段差を目標に往復で60往復(120段・・・これ位やれば何とかなるだろう、と言う見込み)に挑戦です。
これも最初は休み休みでの往復がやっと・・・60往復には程遠い)。
これで疲れ果ていました(4月中)。
この時期よりベッド上で出来るリハビリ(自主トレと称していました)を10種類以上考えて日々トイレの後と3度の食事の後にやっていました。
少しでもリハビリの足しになればとの思いです。
5月に入ってやっと休み休みで60往復出来るようになりました(予定退院時(私自身が設定)までもう時間がないと分かっているので正直焦りましたが焦って腰・膝を痛めたら元の木阿弥なのでそこはリハビリの先生に従って行動しました)。
その後は順調に進み、60往復ノンストップで行けるようになったのはそれから直ぐ後のことでした。
この頃には平行棒の中ではハンズフリーで5往復出来るようになり、室内を5周(約50m)(我が家は障害物が多過ぎるのでそうは簡単にはハンズフリーで歩けません(泣く))歩くことが出来るようになりました。
ある程度波に乗れば結構ペースアップするモノですね。
病院の本物の階段を使っての練習も兎に角家の階段の段差がどの程度かハッキリ分からないのでそれがネックでした。
実際退院して家に帰ってから分かったのはそれ程差はないと言うことでした。
ある意味ホッとしました。
と言って油断してこけたらお終いです。
慎重に慎重に二度と入院しないをモットーに階段昇降をします。
2階の寝室は起床した後は当面夜寝るまで使わない・・・一人での昇降は回避する、と言うこと(ヘルパーさんがいる時はOK)。
自分の家なのに改めてこの環境に慣れるのに相当時間が掛かるのは覚悟しないといけない、と実感しました。
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